作:サジキドウジ、演出:東憲司、すみだパークスタジオ。
このスタジオは錦糸町から歩くのだが、押上げに近い。スタジオに近ずくと目の前に聳えるスカイツリーがぐんぐん迫ってくる・・。
この芝居は名作である。戦中、戦後の博多が舞台。戦中、一介の主婦だが、竹槍訓練では表彰されたが、一人息子が召集されるのを避けるため、息子に醤油を多量に飲ませる、鼓膜を破る、性病に罹らせる、など徴兵忌避を息子に強要するが、ボクはお母さんの子だけではなく、日本国の息子です・・”と拒否する。母は町の班長さんに体まで許して、息子の召集を免れようとするが、結局、召集され、そして戦死する・・。戦後、舞台はセイタカアワダチソウが群生する庭あがる病院、この病院は満州でロシア兵に、この土地でアメリカ兵や日本のゴロツキに強姦された女たちの堕胎を手がける病院で、当時は純然たる法律違反だが、厚生省が仕方なく見逃している。この病院は番地の307と呼ばれている・・。息子の戦死で精神に変調をきたし、帰るはずもない息子の帰りを迎えに、毎日博多港にでかけて、当地で気の毒な女性を呼ぶいいかたの”メンドリさん”と呼ばれている。このメンドリさんがにっくきアメリカ兵に竹ざおで着きかかっていざこざを起こし、307に収容された。地元のヤクザ楢崎組は不良アメリカ兵とつるんで米軍の物資の横流しをしている。メンドリさんに襲われたアメリカ兵が組みにメンドリさんを病院から拉致してこいといわれ、チンピラが307に行くが、院長に拒否されて・・、ここから、楢崎組と病院との攻防戦が始まり、芝居は盛り上がってゆく・・。東が描く入院患者や看護婦などや、ヤクムザの面々は戦後の日本人を生き生きと髣髴させ、日本の復興までのがんばりだという気分がみなぎっていて・・。メンドリさんを演じる板垣桃子が圧巻で、他の桟敷童子の役者陣のアンサンンブルも見事で、戦中、戦後の博多の民衆の生きざまが息吹いた、サジキドウジの完成度が高すぎるぐらいの舞台だった。
・5時ごろ神保町の銀漢亭にゆき、麦焼酎をのむ・・。伊藤伊那男先生と壇一雄の「暖流クッキング」の話をする・・。坂西敦子さんがいらした、2階で句会があるそうだ・・。
このスタジオは錦糸町から歩くのだが、押上げに近い。スタジオに近ずくと目の前に聳えるスカイツリーがぐんぐん迫ってくる・・。
この芝居は名作である。戦中、戦後の博多が舞台。戦中、一介の主婦だが、竹槍訓練では表彰されたが、一人息子が召集されるのを避けるため、息子に醤油を多量に飲ませる、鼓膜を破る、性病に罹らせる、など徴兵忌避を息子に強要するが、ボクはお母さんの子だけではなく、日本国の息子です・・”と拒否する。母は町の班長さんに体まで許して、息子の召集を免れようとするが、結局、召集され、そして戦死する・・。戦後、舞台はセイタカアワダチソウが群生する庭あがる病院、この病院は満州でロシア兵に、この土地でアメリカ兵や日本のゴロツキに強姦された女たちの堕胎を手がける病院で、当時は純然たる法律違反だが、厚生省が仕方なく見逃している。この病院は番地の307と呼ばれている・・。息子の戦死で精神に変調をきたし、帰るはずもない息子の帰りを迎えに、毎日博多港にでかけて、当地で気の毒な女性を呼ぶいいかたの”メンドリさん”と呼ばれている。このメンドリさんがにっくきアメリカ兵に竹ざおで着きかかっていざこざを起こし、307に収容された。地元のヤクザ楢崎組は不良アメリカ兵とつるんで米軍の物資の横流しをしている。メンドリさんに襲われたアメリカ兵が組みにメンドリさんを病院から拉致してこいといわれ、チンピラが307に行くが、院長に拒否されて・・、ここから、楢崎組と病院との攻防戦が始まり、芝居は盛り上がってゆく・・。東が描く入院患者や看護婦などや、ヤクムザの面々は戦後の日本人を生き生きと髣髴させ、日本の復興までのがんばりだという気分がみなぎっていて・・。メンドリさんを演じる板垣桃子が圧巻で、他の桟敷童子の役者陣のアンサンンブルも見事で、戦中、戦後の博多の民衆の生きざまが息吹いた、サジキドウジの完成度が高すぎるぐらいの舞台だった。
・5時ごろ神保町の銀漢亭にゆき、麦焼酎をのむ・・。伊藤伊那男先生と壇一雄の「暖流クッキング」の話をする・・。坂西敦子さんがいらした、2階で句会があるそうだ・・。
# by engekibukuro | 2012-05-17 09:47 | Comments(0)
