3月26日(月)


 昨日のトム・プロジェクト「萩咲く頃に」評の文中、東日本大震災の日の記述で、”そして2011年3月3日”とあるのは2011年3月11日の誤記でした。まことに恥ずかしい誤記で申し訳ございません。指摘くださった山田勝仁さん、ありがとうございました。

・村上春樹「騎士団長殺し」があまりに面白かったので、買ったけれど未読だった「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだが、これはほとんど読めなかった。理解を越えていて、こういう実験的な小説が、「騎士団長殺し」の豊かさにつながったいるのかな、と思った・・。
・日本経済新聞の内田洋一さんに、”堀切克洋君にシス・カンパニーの「死の舞踏」と「令嬢ジュリー」の連続公演の劇評を書いてもらった”と聞いて日経の夕刊に載った劇評を読んだ。ストリンドベリ作、小川絵梨子演出のこの作品の劇評を簡潔にきちっと批評していた。内田さんは堀切君を劇評家として育てるとおっしゃっていたが、それに十分に応えている劇評だった。「死の舞踏」評の文中に”現代にも通じるブラックコメデイーとしての上演が狙いだが、皮肉に満ち溢れたセリフには笑いの要素がもっと欲しい。夫婦という営み自体が一種の三文芝居なのだから”とあった。堀切君、若いのに
結婚してそう間がないのに、もうそういう境地に達したのかとびっくりした・・。
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# by engekibukuro | 2017-03-27 10:17 | Comments(0)  

3月26日(月)


 昨日のトム・プロジェクト「萩咲く頃に」評の文中、東日本大震災の日の記述で、”そして2011年3月3日”とあるのは2011年3月11日の誤記でした。まことに恥ずかしい誤記で申し訳ございません。指摘くださった山田勝仁さん、ありがとうございました。

・村上春樹「騎士団長殺し」があまりに面白かったので、買ったけれど未読だった「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだが、これはほとんど読めなかった。理解を越えていて、こういう実験的な小説が、「騎士団長殺し」の豊かさにつながったいるのかな、と思った・・。
・日本経済新聞の内田洋一さんに、”堀切克洋君にシス・カンパニーの「死の舞踏」と「令嬢ジュリー」の連続公演の劇評を書いてもらった”と聞いて日経の夕刊に載った劇評を読んだ。ストリンドベリ作、小川絵梨子演出のこの作品の劇評を簡潔にきちっと批評していた。内田さんは堀切君を劇評家として育てるとおっしゃっていたが、それに十分に応えている劇評だった。「死の舞踏」評の文中に”現代にも通じるブラックコメデイーとしての上演が狙いだが、皮肉に満ち溢れたセリフには笑いの要素がもっと欲しい。夫婦という営み自体が一種の三文芝居なのだから”とあった。堀切君、若いのに
結婚してそう間がないのに、もうそういう境地に達したのかとびっくりした・・。
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# by engekibukuro | 2017-03-27 10:17 | Comments(0)  

3月25日(土)M「萩咲く頃に」

作・演出:ふたくち つよし、トム・プロジェクト プロデュース、全労済ホール/スペース・ゼロ 
 全労済文化フェステイバル
”父は息子に期待した。息子はその期待に応えられず、引きこもった。妹はそんな兄を許すことができなった。しかし、母だけは、どんな時も見守り続けた。
 そして2011年3月11日。あの日を境に家族はバラバラになった・・。「父さん、頑張ったんだよ、僕は」 東北のとある町で暮らす澤田家。これは、家族の絆を紡ぐ物語です”
 以上は公演ちらしの、この芝居の梗概である。再演で、初演は2年前である。ひじょうに緊密に配慮された上質なホームドラマである。高校しか出ていない父の息子にかける過剰な期待に、心が折れてしまい、ひきこもりになったた息子。この息子を中心にした劇だが、息子を演じた西尾友樹が、気持ちが客席に直に伝わってくるような演技で、その息子を中心に、音無美紀子の母、大和田獏の父、妹の藤沢志帆、息子と結婚することになる女性を演じる森川由樹、その演技陣のアンサンブルの良さが傑出している舞台だった。息子は、大震災のボランテイアで知り合った女性との付き合いで細々ながらもきちんと立ち直ったのだ・・。
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# by engekibukuro | 2017-03-26 09:41 | Comments(1)  

3月24日(金)第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞


 ・ハヤカワ「悲劇喜劇」賞の贈賞式・祝賀会が明治記念館で行われた。
今回受賞作品は、ケラリーノ・サンドロヴィッテ作・演出の「キネマと恋人」(KERA・MAP)
 選考委員は今村忠純、加島茂、小藤田千恵子、高橋豊、辻原登。
 この芝居はウッデイ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」を元にした作品で、ケラはウッデイ・アレンのファンで前にもアレンの映画を劇化した題名は失念したが作品があった。
 この受賞はいかにも「悲劇喜劇」賞にふさわしい作品だった。
矢野誠一さんの音頭で乾杯し、祝賀会に入り、西堂行人、内田洋一、七字英輔さんらと歓談。ケラさんの芝居は昔から観ていて、今回の受賞はほんとうに嬉しいし、いまの日本で駄作がまったくない劇作家はケラさんだけだろう。ケラさんにおめでとうの挨拶、ケラさんはこの演劇ブログを読んくれているらしい。
 明治記念館は料理のおいしさと庭園の桜で名高いのだが、酔って話に夢中になって、ろくろく料理も食べず、桜もみなかった・・。ダメだな・・
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# by engekibukuro | 2017-03-25 09:48 | Comments(0)  

3月23日(木)




・谷川道子先生からキャサリン・ブリス・イートン著「メイホルドとブレヒトの演劇」(谷川道子・伊藤愉 編訳)玉川大学出版部刊を寄贈していただいた。このごろ、観ているだけでまともな演劇書を読んでいなかったので良い機会をいただいたと思い、少しずつ読み始める。

 3月21日に書いた料理の「豆油肉」の鍋に残った汁を出汁にして刻んだ高菜を油炒めしたものをパンにはさんで右に出るものはない、と邸永漢が書いていたので、やってみたらなるほどうまかった。
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# by engekibukuro | 2017-03-24 12:14 | Comments(0)