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3月25日M★世田谷PTS★★シアター711

★「狼たちの午後」(構成・映像・振付:近藤良平)コンドルズ、世田谷パブリックシアターこどもの劇場2010。
 人気グループだけあって、子供連れのお母さんが大勢きていた。だが、夢中になっているのはお母さんのほうで、2時間は小さなこどもたちにはつらいようで、おしまには”まだおしまいじゃないの”という声があちこちから聞こえてきた。しかし、明るくて陽気で、コミカルで、学ラン姿で舞台狭しと踊り狂い、大人気もなるほどの舞台だった。
★★「ハムレットの舞台裏」(作:ニック・ウオーバートン、訳・演出:中村まり子)パニックシアター、シアター711。イギリスのある地方の小さな劇団が「ハムレット」の初日を控えゴタゴタしててんやわんやだ。劇団の中心俳優(田村連)は歳をとってしまい、かってはハムレットを演じたが、今は亡霊しかできない。それにアル中ぎみで、女にちょっかいを出すクセも直らない。昔一緒に暮らしたこともある女性演出家(中村まり子)とことごとくいがみあう。現在の婚約者ともうまくいっていない。今度の「ハムレット」でも亡霊のはくブーツのことでおおもめにもめている。そのうえ、劇場主から家賃の滞納を催促され、初日がダメなら三日で公演を打ち切ると通告される。絶体絶命の初日に亡霊の例のブーツが紛失するという大パニックがしょうずるが、・・。しかし、奇跡が起こってスタンデイングオベレーションまで起る大成功の初日になった・・。大昔に死んだ名優の亡霊が初日を助けてくれたということらしいが、唐突でヘンではあるがシェイクシピアの芝居はなにが起こってもフシギじゃないから・・。初日の成功で劇場主がお祝いに来るが、これがシアター711のオーナー本多一夫(7月11日生まれ)が演じるのが可笑しくて、中村まり子が見つけたこの戯曲、面白く上演できていた。
▼午前中歯科へ。昼、神保町のカレー店カーマでチキンカレー。この店は島地勝彦「甘い生活」で紹介され、「この店のチキンカレーを食べたら、他の店のカレーは子供用だ」とまで褒めていたが、はたしてそうか??同じスープカレーだったら、デリーのほうがオレはうまいと思う。一寸クセがつよすぎる。しかし、カレーの中のポテトはバツグンにうまいことは確かだ。午後は世田谷ぱぶりっくシアターへ。小田島先生の隣で、先生は今年は観る芝居を365本に収めるつもりで2月は28本で納まったが、3月はどうも増えそうだと」仰っていた。終わって、シャノアールで「百年の孤独」続行。夜は三茶から下北沢まで雨のなかを歩いてシアター711へ。帰宅、鰺の干物、茶碗蒸し、チキンスープ、キンピラ、小松菜おしたし。

by engekibukuro | 2010-03-26 15:22 | Comments(0)  

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