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4月30日(土)M「バス停のある風景 コント集」Pカンパニー

作:別役実、武藤真弓、中田智子、阿藤智恵、太田毅、小野塚真大、飯田ゆかり、構成・演出:小笠原響、富士川正美、西池袋t・スタジオP。
 「どうしておかしいのかわからないけどおかしいという「笑い」が、「笑い」の最上級であると、私は常日頃考えている。この時「笑い」は、他に置き換えて説明することの出来ない事柄について、批評しているからである。いや、もしかしたら、何をどう批評していいいのかわからないまま、それを「消化した」と言った方がいいのかもしれない。」とこの舞台のパンフに別役が書いている。この別役のバス停とベンチの舞台を別役と、若い作者が書いた13景のコントは、そのような含みの笑いを感じさせるだけの演技の技をPカンパニーの演技陣はもっていて、なかなか楽しい舞台だった。特にベテランの貫禄で本田次布がやたらに可笑しい。木山事務所から独立したPカンパニーも演劇界にきちんと特性のあるポジションを確立したようだ。
▼メモ。おもろ。カップルとK先生、久しぶりに有田芳生さんがきた。被災地にいってきたそうだ・・。もうたいへんで、藤原新也さんにいわれて、話はしかるべきところではなく、通りがかりの人たちに聞くほうがいいと・・、そうしたそうだ・・。彼も吉村昭の闘病記・津村節子「紅梅」を読んでいた。
・マリナーズが3連勝、もうすぐ5割だ・・。まったく奇跡的だ・・・。

by engekibukuro | 2011-05-01 11:04 | Comments(0)  

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