9月25日(月)
▲第58回江戸川乱歩賞受作:高野史緒「カラマーゾフの妹」(講談社)、あの名作のドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の一種の書き換え推理小説。イワン・カラマーゾフもアリョーシャもでてくるが、新たな殺人事件の犯人は?ルール違反だから書かないが、巻末掲載の選者の選考理由に犯人の名が出てくるのはどうかと思う。選考系経過・理由から読む読者もいるだろうに・・。この名作は大昔に読んだだけだが、この小説、小器用にアレンジしてあるが、ただただ名作の大きさと深さを思い出すばかり・・・。
・山田洋次百選、山本晋也監督解説のテレビ番組で美空ひばりの「東京キッド」(監督:斉藤寅二郎)を見る・・。ひばりの子役時代の芝居のうまさに驚く、それに子役のイヤ味がまったくない・・。いままでとんでもない偏見をもっていたんだ・・。
by engekibukuro | 2012-09-26 09:59 | Comments(0)