12月1日(土)M「扇田昭彦講演会ー日本現代演劇の軌跡」

 桜美林大学プルヌスホール、第一部講演会、第2部対談「演劇の今後の発展について」扇田昭彦vs高瀬久男(桜美林大学準教授)。
 「日本現代演劇の軌跡」を扇田は、日本の伝統演劇の能と歌舞伎を関連させた。現代演劇の劇作家・演出家を歌舞伎タイプと能タイプに腑分けした。これはその劇作家なり演出家が、歌舞伎や能に影響を受ける、関心があるなしは全く関係はない。歌舞伎タイプは唐十郎、野田秀樹、寺山修司、井上ひさし、いのうえひでのり、松尾スズキ、ケラりーノ・サンドロヴィッチ。能タイプは別役実、大田省吾、鈴木忠志、平田オリザ、岡田利規則。随分強引な腑分けで、歌舞伎タイオは堂的、能タイプは静的な劇だというよう簡単さだが、そえぞれの作家なり演出家の解説を映像をまじえてされると不思議とぴったりして納得できるのだ。なにより、聴衆の大部分の桜美林の演劇学科の学生に歌舞伎や能への関心が自然に高まる効果が絶大だと思え、なかなか独創的な切り口の講演会だった。大2部の対談は高瀬が所属する文学座が代表する新劇を扇田が全く日本の現代演劇として取り上げなかったことを高瀬が自然に受け入れていて、主として日本の劇評についての話が面白かった。質問コーナーで日本の新聞の劇評いつての苦言、楽日の前の日に劇評が出るとか、欧米の新聞との差とかに扇田は、日本社会の演劇についての関心の低さ、それの反映としての新聞の経営者の無理解を挙げていた。とても面白く有意義な催しだった・・。
▲おもろ。中川君とカップルの片割れ、女性パートナーは欠席で。「クリント・イーストウッド「人生の特等席」のはなし、大滝秀治が右耳失調、左耳難聴、腰痛でコルデットなしでは歩困難、そのハンデキャップがアレだけの個性を作り上げたという話で盛り上がる・・。
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by engekibukuro | 2012-12-02 08:05 | Comments(0)  

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