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3月28日(金)第一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞授賞式

授賞式は明記念館で開かれた。
 第一回j受賞作品はNODA・MAPー野田秀樹作・演出「MIWA」。選考委員は今村忠純・鹿島茂・小藤田千栄子、高橋豊。この賞は早川書房の初代社長が、大の芝居好きで、一般には早川ポケットミステリーなどで知られたミステリーの出版で知られているが、「悲劇喜劇」を出したいばっかりに鉄工所を廃業して出版社を起こしたそうだ。そういう経緯を含めて現社長早川浩氏が意表外の英語であいさつ、それを副社長の息子さんが通訳した・・、各選考委員が選考経過など挨拶、フランス文学者鹿島さんは、観劇は習慣だと決めて、一週間に一回芝居を観てきたそうだ・・。受賞セレモニーの後、野田秀樹のj受賞挨拶、”選考委員の方々の深読みに感謝します”と・・。この芝でこの芝居のモデルの美輪明宏を二人で演じた、宮沢りえと古田新太は仕事で来られなかったが、出演者の浦井健治が挨拶、うっかり”まだ生きている美輪さんが”といってしまい・・・、
それを受けたのが、今晩の大目玉のMIWA本人の美輪明宏さんの挨拶、”さっきどなかたが、まだ生きているとおっしゃっていましたが、まだ生きています、やっと27歳になりかました、みんんが笑うと”なんで笑うの、50ぐらいサバをよんでもいいじゃない”と、”このお芝居、野田さんからお話があって、どうぞかってにおやりになってといって、つまらなkったら客席からどなってやろうとおもっていたんですが、とにかくとても素晴らしいバランスで書き、おつくりになっていて感心しました・・いまの日本の政治も、世の中もひどいことになっているけど、元気で健在なのは文化だけね・・。初代社長の念願が見事に叶った演劇関係、早川関係者が集まった盛大な授賞式だった。初代との交流があった矢野誠一さんの乾杯のあいさつで、歓談の場へ移る。野田秀樹が美輪明宏をとおして自分なりの昭和を総括した、この「MIWA」が第一回に受賞しのは、その華麗な舞台と共にこの賞の出発点にふさわしいものだったとおもう・・。

by engekibukuro | 2014-03-29 09:22 | Comments(0)  

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