6月23日(月)M★紀伊国屋サザンT・S★★パルコ劇場

★「白い夜の宴」(作:木下順二、演出:丹野郁弓)劇団民藝
  木下順二が1967年に書いた作品だ。ー1968年の半ばに近いある夏の夜。庄内家の応接間では年に一度の宴が催されようとしている。軍需産業の花形であった飛行機工場を戦後、自動車産業に転換させることに成功した父。かって左翼青年だった父と辛酸をともにした母。「陛下とともに、常に陛下とともに、和平のいと口を探しておった」と力説する元内務官僚の祖父・・。そして宴に遅れてきた長男は・・この長男は安保闘争に挫折し、対立していた父の会社で働き成績をあげてきた・・。戦前の軍国主義日本の圧制とそれに抗って挫折した、そして、戦後まで尾を引いている一家の物語、人物のミステリアスな出入りは、ちょっとミステリアスででプリーストーリーの芝居を思わせるが、上演意図もパンフの識者の解説も現在の急激な戦前回帰を思わせる日本の政情への警告を内包している芝居だと言っている・・。たしかに、そういう風にとって考えることができるが、現在の左翼のほぼ絶滅、反権力勢力の目に余る弱体ぶりを考えると、木下を含めて戦後進歩的文化人の功罪を考えざるをない・・。今は知識・知識人も文化・文化人もなんら価値の優先権も特権ももたない裸の現実が横たわっているだけだ・・。そういうことを考えさせられた、刺激的で有意義な舞台だった。
★★「恋と音楽Ⅱー僕と彼女はマネージャー」(作・演出:鈴木聡、音楽:佐山雅弘)
 出演:稲墻吾郎 真飛聖 相島一之 小林隆 北村岳子
 鈴木の手練れの稲墻と組んだミューカル・・・。むろん稲墻目当ての女性客が大勢いで、もう開幕から活況を呈しもりあがって、昼間の大マジの雰囲気と違ってリラックス・・。小林と北村がミュージカルのスターコンビで、その二人にミュージカル学校の落第生、稲墻、真飛、相島がマネージャー、演出助手として振り回されるミュージカルで、一息つける舞台だった・・。それにしても、相島も小林も三谷幸喜が率いる東京サンサシャインヤインボーイズにいた役者・・・、かっての舞台を思い出して感慨深い・・・。
▲AM3:00プレイボールのオリオールズ戦、田中マー君、負けた。それでも7回まで3:0、3点くらいは打線でと思うが、彼は”打線の援護を頼りにすると、自分自身の成長の妨げになる。僕がちゃんと抑えればいい」と言っている・・すごいな・・。
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by engekibukuro | 2014-06-24 09:35 | Comments(1)  

Commented by skuna@docomo.ne.jp at 2014-06-26 05:33 x
えっとこちらのブログすごいびっくりして…

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