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8月10日(日)


▲「悲劇喜劇」9月号ー特集 上半期演劇界の収穫。私をふくめて13人が書いているが、歌舞伎、ミュージカル以外の舞台で、共通して評価された芝居はないようだ・・。マルチだが文芸評論家が本線の佐々木敦氏の評価する3点は、アル☆カンパニー「失望のむこうがわ」、地点「悪霊」、新国立劇場「19歳のジェイコブ」、ふむ、わたしは地点・三浦基の仕事を昔から大好きで評価していりものだが、KAATで上演した「悪霊」だけは、実験の度を超えていて、ついていけなかったのだが・・。それにしても、佐々木氏が後に列挙している観た芝居、全然しらないものばかりで、驚く・・。戯曲が2本、この秋に楽しみにしていた芝居、流山児★事務所の公演作品、戌井昭人「どんぶりの底」、テイーファクトリー・川村毅「生きると生きないのあいだ」、これは柄本明主演作品だ・・。ちなみに私が挙げたのは、新国立劇場「マニラ瑞穂記」、テイーファクトリー「荒野のリア」、マームとジプシーの2作品「AAAかえりの合図、まってた食卓、そこ、きっとーー」と青柳みづほの一人芝居「まえのひ」、劇団チョコレートケーキ「サラエヴォの黒い手」、ミナモザ「WILCO」、青山円形劇場・中屋敷法仁演出:「赤鬼」。
▲「gui」102号が送られてきた。雑誌が薄くなった。同人の老齢化が原因であることが如実で、従来の半分の薄さだ。それでもエンドレスの連載ー奥成達「私家版・戦後日本のジャズの歴史」、バロウズなどの名訳で名高い、英文学者飯田隆昭氏の自伝「思い出ぼろぼろ」はこの雑誌でしか読めないもので、ぜひぜひ続けてほしい・・。
・FAX印刷機能故障でどなたかわからない・。御用の向きは郵便かメールで、m-emor@ya2.so-net.ne.jp.

by engekibukuro | 2014-08-11 09:16 | Comments(0)  

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