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7月16日(土)M「ま〇この話」On7

-あるいのはヴァギナ・モノローグスー 
 作:イヴ・エンスラー、翻訳・演出:谷賢一、撮影:篠山紀信、KAAT
 <目次>
 毛/,彼がまじまじ見るから/,おまんこ様はお怒りである/,私のヴァギナ/,”ヴァルヴァ・クラブ”改め、ミホトの会/,まけるな!ちちゃなクーチ・スノ-チャ/,ヴァギナを喜ばせし女/,私はそこにいました/
 <出演 On7>
 小暮智美(青年座)、尾身美詞(青年座)、安藤瞳(青年座)、渋谷はるか(文学座)、吉田久美(演劇集団 円)、保亜美(俳優座)、宮山知衣(テアトル・エコー放送映画部)
 上記女優陣の面々が<目次>の演目を演じる。テクストにそっての、女性の体の秘密、少女が”女”になる男性にとっては、想像もなかなかできない神秘的な過程を、演じ開示する・・・。それに、これがこの舞台の眼目になっているのだが、女優7人それぞれが、”わたしのおまんこは”という個人的なモノローグがあり、それぞれの自分のソレについての”軽い告白”があって、7人それぞれが”おまんこ”というコトバをしゃべってていると、従来の卑語、猥語のニュアンスが消えて行き、ただのコトバの連なりになり、それが面白いかどうか、なんだかセクシャルな底深さが消えてゆくのを
感じる向きもあるかもしれない・・。昔、ある少年院でこういう猥語をしゃべるのを矯正するのに、そのコトバを連呼させて、つまらなくさせたという話を思い出した。しかし、この「ま〇この話」の
ポスターを張るのをずいぶん断られたそうで、なかなか冒険的な試みだったことは事実。しかし、はなしがはなしだから、7人の女優たちが背水の陣で懸命に語り、演じているのは、観ていてとてもさ
わやかで気持ちの良い舞台だったのは確かだった。
 ・おもろ。中川君きた・・。帆立て貝の干物のつまみをもらった。いまい!

by engekibukuro | 2016-07-17 09:53 | Comments(0)  

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