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3月18日(土)M「この道はいつか来た道」

作:別役実、演出:藤原新平、文学座有志による自主企画公演、文学座アトリエ
 この芝居のキャチチコピーが凄い。
・後期高齢者二人と末期演出家 あの感動をもう一度!!!
 本山可久子+金内喜久夫+藤原新平=256歳!
 初演は4年前・・。この3人初演をほとんど忘れていた、という。わたしも観ているのに忘れていた。なにやら優しい言葉で、死に行く老人を扱うホスピスから逃げ出して、ちゃんと末期がんが痛くても、ちゃんと病気に立ち向こうと、ホスピスを逃げ出して、男は女に結婚を申し込む・・。硬くなった烏賊の塩辛で祝うのだが、その烏賊もスルメみたいに硬くなっている・・。この逃避行はもう何回もやっているらしい。それを知っているのは、舞台中央の柱の横のポリバケツだけだ。二人はいずれにしろ死ぬか、ポリバケツは永遠に生きる。!この二人芝居の芝居の主役は、もしかしてポリバケツかも・・・。いずれにしろ、金内+本山という高齢役者の演技は絶品だった!
 ・おもろによって詩人の沢さんに会って帰宅。

by engekibukuro | 2017-03-19 07:14 | Comments(0)  

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