4月9日(日)

 フイリップ・カー「死者は語らずとも」(柳沢伸洋訳・PHP文芸文庫)を読む。
第一部が、1934年のベルリン、ヒットラーが台頭してきて、ユダヤ人排斥がひどくなった来た年で、主人公は祖父がユダヤの血が入っていっるので警察をやめて、ホテルの保安要員になる。そのホテルにユダヤ系のアメリカ人の女性ジャーナリストが、1936年のベルリンオリンピックでのユダヤ人のヒットラー扱い方を取材にきて。そのホテルに宿泊する。主人公は彼女の取材を手伝い、そのうち男女の仲になる・・。はなしは、オリンピック会場の建設利権を巡って、アメリカのギャングがベルリンで暗躍するとの二人の暗闘のミステリーで、当時のバルリンが活写されていて・・。そしてギャングに主人公が絶体絶命の事態になったところで第一部が終わる。そして、1954年の第二部のカストロのキューバ革命前夜のハバナに移る・・。解説の真山仁がこのミステリーを”今度はジェイムス・エルロイ張りのノワールできたか”と書いてあるが、このミステリーはエルロイ張りにとてもしつこい。ベリリンまでは面白かったが、ハバナにきて話がくどすぎてやっと読み上げた。
・桜花賞、大本命のソウルスターリングが3着、対抗のアドマイヤミヤビが12着の大波乱、牝馬のクラシックは今年も荒れて、外れた・・。
・NHKテレビで今、ブロードウエイでミュージカル「ハミルトン」が大変な売れ行きで、そのミュージカルが今のトランプの政治を批判していて、トランプを怒らせていると報告していた。舞台芸術が、その時代の批判的な鏡になるという役割を立派に果たしているのだ!
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by engekibukuro | 2017-04-10 07:24 | Comments(0)  

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