4月19日(水)M「髑髏城の七人 花」
作:なかじまかずき、演出:いのうえひでのり、劇団新感線
IHIステージアラウンド東京(豊洲市場前)
”1300人を乗せた大きな円形の盆が、360度回転し、ぐるりと舞台が取り囲む。劇場の常識を覆す没入感、あなたはきとやめられなくなる。ステージの中央にいるのは観客(アナタ)だ!回転するのは観客なんだ!”という惹句どうりの客席がぐるりと回る。舞台がそれにつれて様々に変化する。なんともいえない不思議な体験だった。しかし、劇場の特異性を全面的に活かした十分な芝居とは思えなかった。新感線のいつもの荒々しいテンポでの激しさが薄くなり、劇場の構造の紹介には十分なったが、こちらの期待が大きすぎたのか、好きな高田聖子が主演していなかったこともあってか、不満足な感じが消えなかった。むろん、古田新太は出ていたが、新感線の芝居のテイストは、古田と高田の両輪が支えていることが今度の公演で解ったことが、私にとっては収穫だった・・。
IHIステージアラウンド東京(豊洲市場前)
”1300人を乗せた大きな円形の盆が、360度回転し、ぐるりと舞台が取り囲む。劇場の常識を覆す没入感、あなたはきとやめられなくなる。ステージの中央にいるのは観客(アナタ)だ!回転するのは観客なんだ!”という惹句どうりの客席がぐるりと回る。舞台がそれにつれて様々に変化する。なんともいえない不思議な体験だった。しかし、劇場の特異性を全面的に活かした十分な芝居とは思えなかった。新感線のいつもの荒々しいテンポでの激しさが薄くなり、劇場の構造の紹介には十分なったが、こちらの期待が大きすぎたのか、好きな高田聖子が主演していなかったこともあってか、不満足な感じが消えなかった。むろん、古田新太は出ていたが、新感線の芝居のテイストは、古田と高田の両輪が支えていることが今度の公演で解ったことが、私にとっては収穫だった・・。
by engekibukuro | 2017-04-20 10:09 | Comments(0)