8月4日(金)★M「ハイバイ もようす」★★S「プレイヤー」

★作・演出:岩井秀人、KAAT神奈川芸術劇場
 ”いつもは僕の人生の周辺に起きたことを陰湿に描いておりますハイバイですが、今回は番外編のような感じで、いままで書いた3、40分ほどの中編を並べてみます。”と岩井は書く。正月に上演したという「ゴッチン娘」と「大衆演劇のニセモノ」それに「PRG演劇のニセモノ」だ。この3本を2時間20分で上演した。まあ、この3本、暑気払いような舞台で、3本とも十分楽しめた。
★★作:作:前川知大、演出:長塚圭史、シアターコクーン
 本作の基になるのは2006年に前川が主宰する劇団「イキウメ」で初演された戯曲「PLAYER」。この戯曲を地方の公共劇場で上演する稽古風景と、劇中劇がないまぜになった舞台だ。行方不明になった女性が遺体で見つかった。この女性の意識が生きているというスピリッチュアルな作品で、その作品の稽古で、稽古そのものにその死んだ女性の意識が浸食してくるという、なかなか難解でもある作品だ。藤原竜也、仲村トオルが中心で、それにベテランの木場克己が舞台の重鎮となる。人間の死後の意識が生きているという、前川の多くの作品の中心テーマでもある芝居で、長塚がそのテーマをち密に演出して、そのテーマそのもののリアリテイを如実に感じさせる舞台を成立させた。

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by engekibukuro | 2017-08-05 07:38 | Comments(0)  

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