8月5日(土)M「音楽劇 白墨の輪」SENDAI座

原作:が、台本・演出:宮島春彦、作曲:梶俊男、舞台美術:大沢佐智子、座・高円寺
仙台の劇団「SENDAI座」の結成10周年記念公演だ。
 宮島の台本は、原作を改作したものだが、このブレヒト劇は東京の劇団のへんに気取ったブレヒト劇と趣が異なり、野趣に富んだエネルギッシュな舞台で、登場人物の生命力がじかに感じられ、困難な状況をなけなしの頭と体を使って、生き抜いてゆく民衆の力を見せぬいてくれた。特に、権力に面従腹背で狡猾かつ大変な酒飲みで、混乱期に仕方なく裁判官をやらせられて、そして”デタラメで正しい”裁判を行うアツダクを演じた渡部ギュウが大変魅力的だった。彼の裁判で、”生みの親か育ての親か”の円の中で子供の手をひっぱりあうシーンのブレヒト版大岡裁きの判決のさりげなくて強力な判決は、この芝居に立派に結末をつけたシーンだった。初めて見たSENDAI座、良い舞台を見せてもらった。
だから芝居が終わったときのアナウンス”どうも最後までお付き合いくださり有難うございます”は余計な謙遜だと思った次第だ。

・おもろ。参議院議員有田芳生さんがきた。ひとしきり、この国の現状のひどさを嘆じて、彼はいま首相の公選制の運動を始めているという。
どういうものかねえ・・・。

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by engekibukuro | 2017-08-06 10:30 | Comments(0)  

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