9月2日(土)M「坂、半ばー新宿、抜弁天界隈」Teamクースー

台本・演出・美術:古屋治男、新宿シアターブラッツ
 独特のアングラ劇団だった、金杉忠男の金杉アソシエーション出身で、名舞台監督だった古屋が書いた芝居・・。それは懐かしい感じの舞台で、新宿区でも牛込よりのとても静かな住宅街のある、余丁町から新宿の繁華街に抜け弁天の坂・・。このあたりに住む植木屋一家の物語。この植木屋の親方を演じたのは、金杉忠男の最初の劇団である中村座から観ている三田村周三で、この人も懐かしい人で、癌から立ち直って元気な姿を観て嬉しかった。それと、昔、20台の若い頃、このあたりの大きな住宅にソ連大使館広報課があって、そこで「今日のソ連邦」という雑誌の運搬のバイトをしていたことがあって、さらに懐かしさが倍加した。芝居は、その植木屋の三人の娘とそれぞれの結婚相手とのさまざまなエピソードを重ねたホームドラマで、老境に入った植木屋の親方の人生の締めくくりの芝居として、とても良くできた舞台だった。

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by engekibukuro | 2017-09-03 10:08 | Comments(0)  

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