10月2日(月)M「真っ赤なUFO」劇団青年座

作:太田善也、演出:黒岩亮、青年座劇場
”1978年(昭和53年)東京の郊外にある一軒家。印刷業を営む斎藤清は、優しいい妻、市役所の勤める娘、大学生の息子、そして年老いた母と、一家5人、つつましく暮らしていた。ところが45歳の誕生日を迎えたその夜、おとうさんは出会ってしまった。”何を?それがUFOなのだ・・・!気を失って担ぎ決まれた病院で、口走ったそれが評判になり、とうとうテレビ局がのりだし、UFOの存在を信じる作家と、そんなものは在り得ないと論陣を張る先生との対決になり、一家は大騒ぎ!結局、お父さんの印刷業が倒産の羽目になり、その悩みからきた幻覚だということがわかるのだが、この芝居はUFOの有無よりも、この事件を軸にしたホームドラマで、さまざまな伏線が、とても巧みに仕込まれていて、それが劇的に効果をあらわして、最後にUFOの異星人を恋人にしてそれと出会うと信じているのは、年老いた母だった!空を仰いで両手を挙げて迎える母・・。劇的な以外性で終わるこの芝居、芝居を観たという充足感がたっぷりあって見事だった。

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by engekibukuro | 2017-10-03 09:51 | Comments(0)  

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