10月31日(火)M「作者を探す六人の登場人物」KAAT神奈川芸術劇場

作:ルイージ・ピランンデッロ、翻訳:白澤貞雄、上演台本・演出:長塚圭史
長塚の再起溢れる舞台で、俳優陣も山崎一を筆頭に活気に満ちた舞台だった。だが、この名作は作者が誰だかわからい6人の登場する家族の物語なのだが、この6人が、ある劇場の稽古場に突然現れて、稽古中の劇団の座長の興味を惹いて、この6人の物語りを潤色して舞台化する話が
両者の思い違いからややこしいい状況になる。そのありさまが生き生きと、特に継娘を演じた安藤輪子の飛びぬけた演技が舞台を膨らませるのだが、ちょっと疑問も湧いてきたのだ・・。私は昔たしか文学座だと思うが、この芝居を観たが、この作者を探す登場人物とは、一種の存在論的契機をはらんだ芝居で、われわれも生物的な意味以上の、作者を探しているのだと思わせた記憶がある・・。だが、今回の舞台には、そういう気持ちになることはなかった。まあ、難しい芝居であることは確かで、十分堪能したのだったが・・。


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by engekibukuro | 2017-11-01 09:58 | Comments(0)  

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