11月6日(月)M「きらめく星座」こまつ座、紀伊國屋サザンシアー

作:井上ひさし、演出:栗山民也

井上作品の中では1、2を争う傑作だろう。私の一番好きな作品だ。広告文案家の竹田慶介を演じている木場克己が”一番最初に「きらめく星座」に出たのは25年前、そのときは(傷痍軍人)の正一役でした。僕はアングラ出身で、当時はこまつ座のお芝居を観たこともなく、井上さんの戯曲を読んだこともなく、稽古でも随分とつっぱっていたような気がします。新劇の俳優の方たちにアドバイスをいただいても「はい、はい」と言いながら聞かなかったり、生意気そのもの(笑)。そんな中、竹田慶介を演じていたのが、同じアングラ出身のすまけいさんで、この存在には救われました。”とパンフthe座で語っている。わたしもそのすまけいの演技が、いまでも忘れられない。戦時下の浅草のレコード屋「オデオン堂」の一家の物語り。井上の日本及び日本人への愛がみなぎっている作品だ。木場のほか久保酎吉、秋山奈津子、山西惇、木村靖司とみな好演で今回も十分見ごたえがあった舞台だった。

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by engekibukuro | 2017-11-07 09:48 | Comments(0)  

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