11月7日(火)M「『事件』という名の事件」青年劇場小劇場企画

作・演出:ふじたあさや、青年劇場スタジオ結(yui)
 この芝居は戦中に起こった横浜特高警察の言論弾圧で知られた「横浜事件」の全容を劇化した作品だ。作者ふじたあさやの父藤田親昌が雑誌「中央公論」の編集者で、この事件で特高に捕まった。事件の発端はは政治学者細川嘉六が雑誌「改造」に発表した「世界史の動向と日本」という論文で、これが治安維持法違反として細川が捕まり、それからいいもずる式に「中央公論」「改造」の編集者が捕まり、容疑は非合法だった共産党再建という無茶苦茶なもので、凄まじい拷問を受けた。戦後冤罪の再審で、無罪の判決は事件の66年たっていて、捕まった本人たちは無くなっていた。舞台は舞台中央に円形の舞台があり、男女の俳優たちは全員白いユニフォームで、要所要所でそれぞれ語り、バックのスクリーンに捕捉の文字がでる。芝居の最後に最近安倍内閣が強引に成立させた「共謀罪」の文字が、スクリーンに映される。横浜事件の弾圧の指導者は当時の内務次官だだった唐沢俊樹で、この唐沢が安倍の敬愛してやまない祖父岸信介の岸内閣の法務大臣だった!。簡潔で的確な舞台だった。、

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by engekibukuro | 2017-11-08 10:38 | Comments(0)  

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