12月5日(火)アキ・カウリスマキ監督「希望のかなた」

・渋谷のユーロスペースこの映画を見た。カウリスマキは凄いとしかいいようがない。見終わって溜息がでるような、いや実際ため息が出た。シリアの難民の青年が、東ヨーロッパの国々で受け入れ拒否され、偶然乗れた貨物船でフィンランドに入れた。そのシリアの青年の話と、別の話、妻と別れたらしいフィンランド人の中年男の話が並行して描かれてゆく・・・。この中年男がカジノで儲けた金でレストランを買うのだが、その店にシリアの青年が雇われる・・。これはごくごく大筋で、カウリスマキの映画は細部の充実、それをつなぐ素晴らしい音楽、それらの独特のコンビネーションにある。シリアの青年の家族は全員死んで、妹が一人生き残る。映画の後半は、この妹を探す話が主流になるのだが、やっと妹に会えたとき・・、これは書かないほうがいい。中年男は別れた妻に再会し・・。つまりは、この映画は言葉で語ることが私には不可能で見てもらうしかない。
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by engekibukuro | 2017-12-06 09:43 | Comments(0)  

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