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1217日(日)

尾崎俊二君から「ワルシャワの記憶をたずねて そこで出会った人たち」というブックレットが送られてきた。尾崎君の妻は、わたしの亡くなった妹だった。彼は開成高校の英語の専任教諭として24年間務め、早期退職して、ポーランド研究に打ち込み「記憶するワルシャワー抵抗・蜂起とユダヤ人援助組織(ZECOTA‐ジェコタ)」と自身によるその英訳(光陽出版社)、「ワルシャワ蜂起ー一九四四の63日」(東洋書店・初刊、お茶の水書房再刊)、「ワルシャワから:トレプリンカ、テイコチン、パルミルイ、プルシュクフへ」(お茶の水書房)の三冊をだした。彼のポーランド研究の動機は、アウシュビッツの絶滅収容所跡を訪ねたことからだ。このブックレット(非売品)は上記三冊の取材で出会ったポーランドの人々との交流の記録だ。それらの人々から彼の研究が評価されたのだ。
それと詩誌・「gui」112が送られてきた。この雑誌の代表詩人藤富保男さんが89歳で亡くなった。
 ・出るはずの首が出ない といえば どんな服かとおもう/しかし 首も胴も出ないが 下から 白い手が 足より先に出て 目と鼻から口がからまって 姿が溶けて 本日かすかに曇天・藤富さんの詩だ。大好きな詩人だった。
 ・明日は病院で検査があるのでブログ休み。今日の競馬もすこしプラス、来週の有馬記念を頑張ろう!


by engekibukuro | 2017-12-18 10:31 | Comments(0)  

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