12月26日(火)「銀漢」1月号 特別企画(新春座談会)1 谷岡健彦×堀切克洋

私の共通の友人である谷岡さんと堀切君との対談だ。堀切君はこのたび、俳句の重要な賞である「北斗賞」を受賞した。二人は齢は離れているが、二人とも演劇の研究者である。谷岡さんは上智大学を出て東大の大学院に行き、現在は東工大の教授である。いまは朝日新聞の演劇評を担当している。堀切君は一橋大を出て、東大の大学院を経て、フランスに留学、アントナン・アルトーの研究者である。そして日本経済新聞の演劇評も書いている。二人は国際演劇協会のプログラムで知り合った。俳句については、谷岡さんが、共立女子大の講師をやっていた時、帰りに銀漢亭によって飲んでいたとき、勧められて、俳句を作りだした。そして超結社の句会、「湯島句会」に出句して、そこから俳句の魅力に取りつかれ本格的に俳句を始めた。もう句集を1冊出している。堀切君は、その湯島句会に谷岡さんに誘われて、湯島句会に出句、「くじらには海はおおきな水たまり」という句が選ばれて、それから俳句を本式に始めた。二人に共通しているのは、俳句の勉強の仕方、私も湯島句会に出句したが、勉強の仕方がさすが秀才とは違うものだとつくずく感じている。今回の座談会も俳句と演劇の関係について、興味深い話が出ていて、次号が楽しみだ。さらに、この二人は、週刊金曜日の「櫂未知子の金曜俳句」という俳句のページにほとんど毎回二人とも選ばれている。たとえば、2017年1月27日の号では、「雪達磨」という兼題で、「足許を犬に嗅がるる雪だるま」が谷岡さん、「にはとりの通り過ぎたる雪達磨」が堀切君と並んで選ばれている。

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by engekibukuro | 2017-12-27 10:43 | Comments(0)  

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