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6月16日(土)

片山杜秀・島薗進の対談集「近代天皇論ー『神聖』か『象徴』か」再読した。
この本は平成二十八年八月八日の「象徴としてのお努めについての天皇陛下のおことば」を中心にした対談だ。片山の結語は、”戦後民主主義における象徴天皇についての「お言葉」ほど突き詰めて語られたものはほかに知りません。今上天皇ほど象徴天皇とは何かという戦後日本の根幹をまじめに考え抜かれた人はいないでしょう。それに比べればわれわれの思慮は足りていなかったのではないでしょうか。”さらに”丸山真男は「戦後お民主主義の虚妄に賭ける」と言いました。今上天皇の「お言葉」に深く説得された私としては、象徴天皇制の虚妄に賭けたいと考えます”。
・今晩我が家で下の孫の五歳の誕生日のお祝いをした。
北斗賞・堀切句:”門札のまず犬どうし吠えあヘリ”、”整ひてどこかをかしき福笑い”、”読初の童話の国の雪しずる"・・・・・・



by engekibukuro | 2018-06-17 07:53 | Comments(0)  

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