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「星影のJr」庭劇団ペニノ8月18日S

タニノクロウ作・演出、スズナリ。ラヴェルヌ拓海というフランス人と日本人のハーフの少年が主役。日本と日本語がまだ覚えきれない彼のための教育劇という体裁を持つが、普通の父母がいる普通の家庭でのいろいろな出来事が描かれる。マメ山田の不思議なヘンテコなコウスチュームの妖精が出没し、父が母を殺したり、その母が生まれ変わって犬になったり、異常なリアルとメルヘンが混交した世界。解釈はいかようにもできようが、少年がみた、「ありのままの現実」であることは確かだ。イメージが明瞭であり、現実の論理と夢の論理の二つ流れがむりなく一つの舞台を成就させていた。、

by engekibukuro | 2008-08-19 11:57 | Comments(0)  

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