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「瀕死の王」9月29日Sあうるすぽっと

作:イオネスコ、演出・美術:佐藤信.先刻ブログを打ち終わる寸前に停電になり、画面が消えてしまった。で、打ち直すのがもうタイヘンなので要点だけ記すことにする。くわしくはシアターアーツの観劇日誌に書く。
・この芝居は王に扮した柄本明の演技の素晴らしさにつきる。・その演技につきそう形で佐藤が見晴らしのよいしっかりした舞台を創った。・脇では第一夫人を演じた佐藤オリエの貫禄が光った。・第二夫人の高田聖子は周りのベテランに気後れしていた。・この芝居が佐藤・柄本コンビの舞台の頂点的な成果であること。・またこのコンビの舞台、特にこの舞台で、このコンビの芝居が客の同調気構えを外してゆく、舞台との一体感が至上の観劇体験だという習わしを拒んでいること。それがいまの演劇状況、観劇様態への批判になっていること。以上。

by engekibukuro | 2008-09-30 14:00 | Comments(1)  

Commented at 2011-11-08 17:08 x
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