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8月30日(土)M 彩の国さいたま芸術劇場 

「さいたまゴールド・シアター×瀬山亜津咲 <新作>
 演出・振付:瀬山亜津咲 演出・振付補:ファビアン・プリオヴィル
 2006年に発足したsざいたまゴールド・シアターは、今年結成9年目を迎えた。平均年齢は75歳、39人メンバーが蜷川幸雄芸術監督のもとに活動し、昨年は、昨年は「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」で初の海外公演としてパリで上演、空前の大好評だった・・。今年11月のF/T14において再演、12月には昨年の好評によるオファーにより、再びパリへ・・。高齢者の難関への身体を賭して挑戦した成果が輝いたのだ。
 今回の舞台は、故ピナ・バウシュの設立したピナ・バウシュヴッハタ-ル舞踊団のダンサー瀬山がゴールド・シアターのメンバーと創り上げた舞台だ・・。この試みは2013年にワーク・イン・プログレスとして公開された。瀬山は”台本もストーリーもなく、存在するのはゴールド・シアターのメンバーと私だけ。沢山ノドラマが生まれ、みなさんが素晴らしいアーテイストである前に、いかに素晴らしい方々かということをつくづく思い、感動した毎日でした。”と・ごあいさつ・に書いている。たしかに舞台が開いて全員前面に出てきて見せるそれぞれの表情、たたずまいはなんともいえない素晴らしさを同じ高齢者として感ずる・・。ただ、今回のパフォーマンスは和やかでいい感じのものではあったが、一個のアーテイスト、表現者としての成果としてはなにか物足りない・・かな・・。「鴉・・」のような別種なものと比べてもしょうがないが、高齢観客にとっては、自分にはとていできない難関に挑戦している姿こそ観たいと勝手に思っているからで、この上演のこととしては、見当違いだとは重々承知の上でのこと・・。
▲おもろ。今晩はフルメンバー、カップル(男)サンには自宅の庭で採れた茗荷を、中川君には九州土産の亀田の柿の種をいただく・・。
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by engekibukuro | 2014-08-31 10:10 | Comments(0)  

8月30日(金)M「八月の雹」(作・演出:中津留章仁)

Lovers,新宿タイニイアリス
 Lloversは中津留の主宰するトラッシュマスターズ系列の若手集団。開幕のっけから薄明りの中でのセックスシーン、終わって全裸の女が台所へ行って窓を開け、タバコを吸う。そこでの会話で、女は風俗の女で、呼んだのは14歳の少年、念願の童貞を破ったのだ・・。女が帰って明るくなっての舞台は、ごくふつうの居間、そこへ片足をひきずった中年男が帰ってきて、少年の言動にナンクセをつけてボコボコ殴りだす・・。この男は少年の未亡人の母親に交通事故を仕掛けて母親に取り入り、この家に居座っている、母親の男だ・・。少年には姉がいる・・。この少年が特異なのは、小説家志望で、彼が書く小説の出来事が現実の出来事として実現してしまう、一種の透視能力をもっていること・・。この家には、母親やその相棒関係の男女が入り乱れて出入りして、みな男女のもつれでごちゃごちゃしていて、そこへ風俗の女がかからんで、なにか乱倫の様相を帯びてきて、みな過去の傷におののいていて・・。そして、この居座った男に殺人事件の疑惑が出来し、少年の透視も絡み、追いつめられた男は絶望して少年の目の前で母親の体を求め、母親が逃げると、男は娘を押し倒す、少年はげ激高して男を刺す・・。この殺人を母親が身代わりになって自首する。ここで、中津留芝居の常道である時間が長いナレーションと映像で経過し、少年はプロの小説家になっている。母親の容疑に追加された別件の殺人事件が全くの冤罪でその事件が原子力発電所の下請けがらみだと、いまや小説家の男は調査ししだして、警察を敵に回す・・。休憩なしの3時間、刺激的事件の連続で、ラストに小説家が権力に殺人光線で殺され、男を渡り歩いて絶望し、結局、最愛の弟の死体と交わる・・。社会と人間の暗黒部を描く南北ばりの芝居だとも、性の深奥をえぐる猟奇大作だとも、謎が謎を呼ぶクライムストーリーだとも言えば言えるが、観終わた時、重畳した事件や人物の個々の個々の記憶が薄い、刺激的な妄想の嵐のしっかりした体感だけが残る。
妄想が気化してして舞台に残る残余のエネルギー、この作品は中津留の別称の社会は派だという芝居とはちがう、中津留のまじりもののない真骨頂だと思う。芝居は凸凹がありすぎ、内容が拡散してしまいがちだが、草食系の芝居の跋扈する今の若手作家の世界で、これは立派な肉食系だ・・。演劇に打ちいって、彼が本懐を遂げるまで見続けたい思う・・。
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by engekibukuro | 2014-08-30 09:54 | Comments(0)  

8月28日(木)S「コリオレイナス」地点

原作:W/シェイクスピア、翻訳:福田恒存、演出:三浦基、音楽監督:桜井圭介
 この芝居は、「ワールドシェイクスピア・フェテイバル」の一環として、2012年ロンドン・グローブ座の依頼で製作され、初された。それ以後、モスクワ、サントペテルベルグ、京都、ノヴゴロド、イマトラで上演された。私は2013年に地点の根拠地京都で観た。コリオレイナスは石田大、安倍聡子・窪田史恵・河野早紀・小林洋平の4人が、コロスとして他の役を演じ、謎の徘徊者の男を小河原康二、舞台奥の演奏者は桜井圭介とNriko。このコリエレイナスは虚無僧のように編笠をかぶり、時に背おった籠にバケットをつめこんでいるような、不思議な様子と扮装で現れるのだが、シェイクスピアの台詞を、三浦と地点のメンバーが築き上げてきた地点語と総称される演技法に転換させて独特の朗誦スタイルで瀑布のごと勢いで発語されてゆく、それをコロスが軽重の混在、悲喜劇的な演技でサポートして、シェイクスピアのテキストを地点語、発語法でねじふせてゆく・・。これで、シェイクスピアの上演の定法は無化され、テキストの内容の帰趨は二の次化されてゆく。シェヂクスピアのテキストと地点演技とのいわば戦いの様相で、それもごく細部までこのストラッグルは気を配られていて、それは石田、コロスをけん引する安倍聡子の地点演技の熟度とともに、この舞台を異様で観たこともない、不思議な強度に満ちた舞台を創り上げているのだ。このテキストへの挑戦は、ときにフツーになってしまうシーンもあって、それが逆に地点の方法の独自性を明示する。それはコリオレイナスの民衆への傲岸とその民衆の逆襲というテキストの根幹は存分に確保されている舞台でもあった。これは、三浦にはいまの日本の演劇界のぬるい状況を批判した「おもしろけらばOKか?」っという、それこそ面白い本があるが、決して客に媚びない、自分の演劇観を厳守する態度が、この舞台を観てコリオレイナスへの近似(傲岸ということでなく)をふと感じてしまったのだが・・。
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by engekibukuro | 2014-08-29 10:08 | Comments(0)  

8月27日(水)



▲東京ステーションギャラリーで「泥象(でいしょう)鈴木治の世界」を見た。鈴木は轆轤職人の父に轆轤の手ほどきを受け、戦後八木一夫らとともに結成した前衛陶芸家集団「走泥(そうでい)社」の中心的存在だった(1926-2001)。鈴木は作陶の思想を「泥象」すなわち「土のかたち」という言葉に託し、土と火による造形を追及し続けた。赤い化粧土をほどこした焼締めと、清らかな青白磁の二つの技法を主軸にして、馬や鳥の動物、風や雲など自然現象を対象にした造形作品140点が展示された・・。鈴木の自分の作品にたいするキャッチフレーズは「<使う陶>から<観る陶>へ、<観る陶>から<詠む陶>へ」、さらに、この140点をひとつの物語よして観てほしいと・・。この展示、圧倒的に多いのが「馬」の造形、それぞれ「花の馬」とかタイトルが命名されているが、最初みたときは単なる角ばった焼き物でしかないなといぶかるが、それに少しずつ切れ目などゾクセントを施してゆく作品をずっと見てゆくと、これが鈴木がイメージした「馬」なのだと納得してくる。それに見続けてゆくとなんだか楽しくなってくる・・。モチーフの健全な恣意性ともいうべきのが、徐々に普遍性を獲得してゆくプロセス・・。それと掌上三十八景と掌上百種というシリーズがあった。文字どうり掌の上に置ける小品のシリーズで、三十八景は赤い化粧土、百種は青白磁で、それぞれのネーミングと作品を見比べてゆくと実に楽しく、特に百種の中の「俳人」という作品、青磁の平べったい板様な、それだけの置物だが、しばらく観ていると、おれは「俳人」だと無理なくうなずける造形だと納得・・。俳人必見!それと化粧土の「走れ三角形」という作品、何本かの足がついている三角形の小品だが、”三角形”がいまにも走り出しそうな気配に満ちていてユーモアたっぷり・・。陶磁器がこんな多様なアート作品になるとは、とても面白い体験だった。31日まで。
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by engekibukuro | 2014-08-28 09:22 | Comments(0)  

8月26日(火)谷岡健彦句集「若書き」(本阿弥書店)

 「若書き」は現代英国演劇研究者・演劇評論家で東工大教授の畏友谷岡健彦の処女句集だ。
 彼が所属する俳句結社「銀漢」の主宰者伊藤伊那男氏の「序」で、彼が俳句に入ったいきさつについて・・。伊藤氏が経営する神保町の居酒屋「銀漢」に近くの女子大の講義の帰りに寄ったのがきっかけで、それから行くたびに常連の俳人から進められておそるおそる句会に出席して句を作りだし、面白くなり、自分の句が選ばれる喜びも体験、そのころが丁度結社「銀漢」の設立期にあたり、同人になって本気で関わりだす。「いったん俳句を始めるとなると、それはもう学究生活の訓練を続けている人だけにk、集中力はただごとでなく、また当然ながら理解も早く、あっという間に骨法を身につけて、句会で名乗りの声を毎回あげることになるのである」・・「序」は「この骨格正しい新人の出発を称えたい」と結ぶ・・。さらに結社誌に現代イギリス演劇をとりあげた「せりふの詩学」を連載し、それが「現代イギリス演劇断章ー舞台で聞いた小粋な台詞36-」というタイトルで出版された(カモミール社)。続編は演劇誌「テアトロ」に現在連載中・・。
さて、私の好きな句を挙げよう・・。
 ・摩天楼見上げつつ食ふパセリ ・落日を尾に乗せて飛ぶあか赤蜻蛉 ・運動会昼をまっすぐ走りきる
 
 ・輪唱の焚きつけてゆくキャンプの火 ・しかと踏め退院の日の霜柱(この句は私の退院を祝ってくれた句)

 ・船場山なかなか越せぬ手毬唄 ・麦を踏む村を離れぬ足が踏む(このリズムの小気味よさ!) 

 ・控え捕手胴上げされて卒業す ・若書きの詩(うた)の燃え立つ焚火かな(この句から書名がとられた)  

 そして、あった!「銀漢」誌で読んで心が浮きたった句、自分の甥っ子のことだろう・・

          ★風船を身体浮くまで買へと泣く    ・ いいでしょう!
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by engekibukuro | 2014-08-27 09:43 | Comments(0)  

8月25日(月)S「Lost Memory Theatre」KAAT 

原案・音楽:三宅純、構成・演出:白井晃、テキスト:谷賢一、振付:森山開次

 白井晃KAATアーテイック・スーパーアバイザー就任第一作。
キャチフレーズ:そこは記憶の流入する劇場ー失われた記憶が流入し、劇場は様々な記憶が満たされ やがて劇場自体がその記憶を帯電する。
 白井の香りがむんむんてくる舞台・・、この白井のKAATでの処女作は、世界的な音楽家三宅純の音楽そのものを舞台化すること、舞台は劇場の半分の空間で、おおきな華麗なアーチで囲まれ、両脇にはマネキンや鏡やキラキラの装飾で輝き、三宅のビッグバンドのサウンドが発祥する楽師たちの演奏する奥の階段スペースが舞台を睥睨するごとくだ・・。出演は、白井の舞台での必須の山本耕史、美波、森山開次、江波杏子、それと白井晃、歌手は勝沼恭子、それに踊り子4人・・。舞台はむろん宮家のクラシックでもありモダンでもあり、直近ノイマ風でもある異株混合の音楽で、森山の振付もバレエ風のダンスもあり、森山のコンテンポラリーのソロもあり、白井自身もバレエの衣裳で踊り、マイクをもって唄う・・。エtキストはその音楽とダンスの狭間で、テキストの断片でて粒のそろった小さな劇がちりばめられる・・。その劇の案内を白井が足が悪い人でびっこをひきながらつとめ、特に老齢などみじんもろ感じさせない江波の美しさと貫禄(?)が際立っていて、この人の舞台は初めてだが感服した・・。この分野を越境した白井の自分の美意識とセンスを全面展開した舞台、さらに白井は幕間にもロビーに舞台衣装のままで徘徊(?)して、客に声をかけてスナックの宣伝などして、かくて劇場全体を白井色一色に染め上げた・・。これは前任者宮本亜門がしなかったこと、KAATは白井の劇場としての魅力を発色して、おおいに期待できそうだ・・。
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by engekibukuro | 2014-08-26 09:28 | Comments(0)  

8月24日(日)




「atプラス21」最新号を読む。
 柄谷行人「東アジア世界の構造」」釜山での講演。現在のアジアの状況は120年前の日清戦争の時代と似る、その反復だと。状況は危険だが、日中の戦争は起こらないだろうと語る。それと、台湾で国会を占拠した学生たちは柄谷の読者だそうだ。憲法についての座談会:小林節・国分功一郎・白井総ー。安部の集団的自衛権の閣議解釈決定は、集団的自衛権そのものは、そうでもよくて、閣議で憲法を改変できること自体が目的だと・・。安部ら戦前のエリートの子孫は、現憲法を憎悪している、それだけだと・・。
「en TAXI]最新号のスガ秀実の連載時評ータイムスリップの断崖で:第37回「集団的自衛権で露呈する、保守派=日米同盟破棄、リベラル左派=日米同堅持の奇妙さ」は、ソマリア、ハワイ沖で行われた米中合同軍事演習を取り上げ、中国を敵視し、アメリカに依存することが、今の米中の世界支配の連携からみて、日本が暗澹たる状態になることが明白だと・・。

・札幌記念ーハ-プスターがゴールドシップに圧勝した・・。強い牝馬だ・・。
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by engekibukuro | 2014-08-25 06:36 | Comments(0)  

8月23日(土)M「有馬の家のじごろう」劇団AUN

作・演出:市村直孝、シアターグリーン
 劇団AUNは吉田鋼太郎が主宰するシェイクスピア専門劇団・・。だが、この芝居は吉田が、2009年にサンモールスタジオで観て感動し、ほれ込み、いつかは上演したいと考えていて、それを”いったんシェイクスピアを二軍に降格させて”上演する”ことを実現したのだ。そのうえ、今回は蜷川幸雄の舞台で共演を重ねている横田栄司を客演に迎える力の入れよう・・。”じごろう”とは九州は薩摩の国の”田舎者”を意味することば、その薩摩の国の山の中の村で、仕出し屋を営む一家の物語・・。ときは維新の世直しが起きた明治初期、吉田が演じるのは、この一家の長で、なにかというと有馬家特製のいも焼酎を飲みまくるオヤジで、この芝居の半分以上が吉田の酔態で、それにかかわる人たちの酔態も付随して、この焼酎の旨さと凄さがおのずと客席にも伝わってくる・・。西郷隆盛の西南の乱の勃発の予兆が、この田舎にも及んでくる激動期のこの一家、息子3人と寝たきりの妻、耳の不自由の娘、長男の横田演じる親友藤太など、この人々が織り成すさまざまな出来事、またこの山中にも流れこんでくる曰くつきの人間たち、こういう人たちの言動、振る舞いが、焼酎の香りが漂う薩摩弁の渦の中から、あたかもその場にいるような臨場感に満ちて舞台から伝わってきた。吉田がほれ込んだことが如実に感じられる舞台で、大きな舞台でシェイクスピアのスケールの大きい役柄しか観ていないものには、テレビの「花子とアン」の炭鉱王でポピュラーになった吉田でもあって、この吉田が田舎者の酔っぱらいのオヤジを実に嬉しそうに演じているのを、狭い舞台でたっぷり観られるのが、とても贅沢な気分にさせてもらった、とても面白い芝居なのだった・・。
▲おもろ。中川君、アkップルは来なかったが、谷岡健彦さんが、処女出版句集「若書き」(本阿弥書店)をもって来てくれた。赤い付箋がついているページには、”畏友快癒のあり”とまえがきのある句、★しかと踏め退院の日の霜柱・があった。これは私が2010年暮れに悪性リンパ腫が治って退院したのを祝って作ってくれた句だ。これを改めて読んで、ちゃんと霜柱を踏んできたかと思い直した。伊那男先生の序がついた句集、ゆっくろ読もう亜・・。
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by engekibukuro | 2014-08-24 08:53 | Comments(0)  

8月22日(金)














                                               
    暑い・・!アイスコーヒーよりエスプレッソ・・・。  
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by engekibukuro | 2014-08-23 07:37 | Comments(0)  

8月21日(木)M「わたしの星」(作・演出:柴幸男)

ままごと、三鷹市芸術文化センター星のホール
 拝啓Spica  お元気ですか。新しい星の生活に慣れましたか。あなたがこの星を発ってから、こっちはずっと夏のまま。星空を見ると、つい、あなたを探してしまいます。星に引力があるように、人にも引力がある。わたし、あなたのことが大好きで、大嫌いでした。この手紙が届くころ、あなたは夜空のどこかにいるでしょう。たとえ、どれだけ離れても、あなたはずっとわたしの星。これが”あらすじ”・・。突然、火星へ転校するという親友への手紙だ・・。人間が生まれてから死ぬまでの100年、地球が生まれてから死ぬまでの100億年を、団地に住む一家をモチーフに描いた、岸田賞をj受賞した世界系の変種の劇「わが星」の世界観を引き継いだ新作だ。この劇には現役の高校生が出演した・・。現役高校生を対象にしたキャスト&科スタッフの一般公募を行い、オーデイションを経て、キャスト10人、スタッフ6名を選出した・・。
 まずは開幕、女子高生の嬌声が舞台をつんざく、われがちにしゃべるのでなにがなんだかわからない・・。男子は一人だけ・・。ピアノやギターがある音楽室、文化祭の出し物の練習の部屋で、その練習のあれこれの会話で様子がわかりかけるが・・。柴の書くパンフの冒頭にー人々が火星へと移住するなか、地球に取り残された高校生のある一日ーと書かれていて、そうだったのかと改めて思うが、火星へ転校する生徒、さらに火星から転校してきた生徒が、そういえば出ていたが、まさか地球全体がそうなっているとは、女高生の嬌声の渦から感知できなくて・・。しかし、この選ばれた現役の高校生、みな個性的だし、楽器も扱えて、とてもいい。柴も受け狙いのようなシーンをつくる瞬間を避けて、落ち着いたすんなりした舞台に仕立てていた。しかし、80近いジジイにはこの女高生の生命力にたじろぐような、火星のように遠いようでもある。もっとも火星には地球から持ち込んだ地名があり、火星から転校してきた生徒の火星での住所は所沢だったそうだ・・。 
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by engekibukuro | 2014-08-22 08:27 | Comments(0)