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11月29日(火)


 朝、7時半にでて、医科歯科大へ。朝の血液検査を早くすませば、帰りが遅くならないと思っての早出だったが、血液検査の生体機構の故障で、2時間待たされ、結局化学療法室点滴が終わったのが6時半・・。その間、藤谷治の小学館文庫の「世界でいちばん美しい」を読了。500ペ-ジ近い長編だが、この作者の常に基調になっている音楽、少々知的障害が疑われている、天才的ピアニストの話だが、少し、ごちゃごちゃしすぎていると感じた・・。しかし、この人の開けていて、乾いた文体はなかなか良いもので、私は好きだ・・。
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by engekibukuro | 2016-11-30 09:19 | Comments(0)  

11月28日(月)M「エノケソ一代記」

作・演出:三谷幸喜、シス・カンアパニー、世田谷パブリックシアター

 喜劇王エノケンこと榎本健一に憧れて、偽者のエノケン劇団が全国各所に跋扈していたそうだ。この芝居の劇団もその一つで「エノケソ一座」と名乗る。この一座の座長の田所も、エノケンを小さいころから敬愛するあまり、この座をつくって、エノケンだとうまくだまして、”ン”を”ソ”と錯覚させて、全国を興行して歩いた。まあ、しょっちゅうバレルが、そこは座付き作者の菊田一夫をもじった蟇田一夫がななんとかごまかす。このエノケソを市川猿之助が演じ、蟇田は浅野和之、そして目玉というべき役者は作者三谷が、古川ロッパの偽者、古川口ッパ(古川クチッパ)を演じて登場する。三谷は若いころの自分の劇団サンシャインボーイズのころは役者として活躍していたが、私も観たが、このクチッパもなかなかの貫禄で見ごたえがあった。むろん猿之助も浅野も無類の面白さで、脇の6役を演じる山中崇も春海四方、エノケソの妻の吉田羊もそれぞれ面白い。最後に、本物のエノケンが壊疽で足を切ったことをしって、エノケソも足を切って、それがもとで命をなくすという、ちょっとムリみたいな話になるが、エノケソのエノケンに対する命がけの敬愛が舞台にみなぎるのだ!
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by engekibukuro | 2016-11-29 05:57 | Comments(0)  

11月28日(月)M「エノケソ一代記」

作・演出:三谷幸喜、シス・カンアパニー、世田谷パブリックシアター

 喜劇王エノケンこと榎本健一に憧れて、偽者のエノケン劇団が全国各所に跋扈していたそうだ。この芝居の劇団もその一つで「エノケソ一座」と名乗る。この一座の座長の田所も、エノケンを小さいころから敬愛するあまり、この座をつくって、エノケンだとうまくだまして、”ン”を”ソ”と錯覚させて、全国を興行して歩いた。まあ、しょっちゅうバレルが、そこは座付き作者の菊田一夫をもじった蟇田一夫がななんとかごまかす。このエノケソを市川猿之助が演じ、蟇田は浅野和之、そして目玉というべき役者は作者三谷が、古川ロッパの偽者、古川口ッパ(古川クチッパ)を演じて登場する。三谷は若いころの自分の劇団サンシャインボーイズのころは役者として活躍していたが、私も観たが、このクチッパもなかなかの貫禄で見ごたえがあった。むろん猿之助も浅野も無類の面白さで、脇の6役を演じる山中崇も春海四方、エノケソの妻の吉田羊もそれぞれ面白い。最後に、本物のエノケンが壊疽で足を切ったことをしって、エノケソも足を切って、それがもとで命をなくすという、ちょっとムリみたいな話になるが、エノケソのエノケンに対する命がけの敬愛が舞台にみなぎるのだ!
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by engekibukuro | 2016-11-29 05:57 | Comments(0)  

11月27日(日)



 80歳の誕生日祝いということにして、久しぶりに檀流クッキングの鶏の白蒸し(白切鶏)とサフランごはんを作り、義妹にきてもらい、息子の家族に分ける。両方とも、あまりうまくできなかった。
アフランは結構高い香料で、ごはんが黄金色に染まり、高い香気を放つで・・・。ただ、蒸し加減がうまくいかなかった。

・ジャパンカップ、武騎手のきキタンサンブラックが勝った。わずかだ、プラスに・・。
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by engekibukuro | 2016-11-28 07:28 | Comments(0)  

11月27日(日)



 80歳の誕生日祝いということにして、久しぶりに檀流クッキングの鶏の白蒸し(白切鶏)とサフランごはんを作り、義妹にきてもらい、息子の家族に分ける。両方とも、あまりうまくできなかった。
アフランは結構高い香料で、ごはんが黄金色に染まり、高い香気を放つで・・・。ただ、蒸し加減がうまくいかなかった。

・ジャパンカップ、武騎手のきキタンサンブラックが勝った。わずかだ、プラスに・・。
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by engekibukuro | 2016-11-28 07:28 | Comments(0)  

11月26日(土)



 片岡義男「階段を駆け上がる」を読んだ。
 あとがきで、”これさえ手に入れれば、それを核のようにして短編小説を作ることができる、と書き手である僕を確信させ、いれしい気持ちにさせる「これさえ」の「これ」とはなにかについて書いてみよう。”
 「雨降りのミロンガ」という短編は、ある日深煎りのブレンドコーヒーを200グラムを手にしたときに書いた短編だ。全編にコーヒーの馥郁たる香りがみなぎっている小説だ。片岡は私とトシがそうちがわないのに、よくこんな若々しい小説を書けるとつも感心して読む・・。

・おもろ。80歳になったので、長いこと禁煙していたタバコをおもろだけで、1、2本吸うことにした

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by engekibukuro | 2016-11-27 06:40 | Comments(0)  

11月25日(金)M「夕闇、山を越える」

脚本・演出:中村暢明、JACROW、SPACE雑遊

 田中角栄を主人公にした芝居。私のような年寄りには、ほぼ同時代だった政治家が出てくる。
 岸信介、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳・・。
舞台は、角栄の妾が経営する料亭の待合、すべての場面が、この待合の部屋で、角栄がここでバンバン札束を渡す・・。今朝の新聞に、”かって料亭いまホテル”という見出しの記事が出ていたが、今は待合政治はなくなったようだ・・。この芝居、若い世代が、こういう待合が舞台の芝居を上演するのは、ちょっと奇異な感じがする・・・、どういう意図でこの芝居を作ったのか、いまいちよくわからなかった芝居だった・・・。
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by engekibukuro | 2016-11-26 07:43 | Comments(0)  

11月24日(木)


 ・片岡義男「ピーナツバタで始める朝」読む・・。
「子供の幼さとは決別しているが、大人の俗世間にはまったくそまっていない、年齢的にも内容的ににも文句のつけようがない、理想的なありかたの賢さだ。その賢さから出てくる言葉つまり台詞には、澱みや陰り、妙に屈折したところ、厭味なもの、変に陰のある部分などが、見事に皆無だった。くっきりと曇りなく、明晰で純粋な、言葉は晴れ晴れとした直線を経由して、劇中の人々に届いた。理想的主義的な硬さなどどこにもなく、現実が持たざる得ないさまざまなニュアンスつまり個々の事情を、彼女の言葉は決して裏切らなかった。自分の利益に照合して人をいちち秤にかけるうっとおしさを毎日の現実として生きている大衆にとって、彼女が体現した賢さとその言葉は、切実に理想的だった。」
 これは吉永小百合の「キューポラのある街」を論じた。「明日への規模は社会の財産」というエッセエーから・・・。
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by engekibukuro | 2016-11-25 07:41 | Comments(0)  

11月24日(木)


 ・片岡義男「ピーナツバタで始める朝」読む・・。
「子供の幼さとは決別しているが、大人の俗世間にはまったくそまっていない、年齢的にも内容的ににも文句のつけようがない、理想的なありかたの賢さだ。その賢さから出てくる言葉つまり台詞には、澱みや陰り、妙に屈折したところ、厭味なもの、変に陰のある部分などが、見事に皆無だった。くっきりと曇りなく、明晰で純粋な、言葉は晴れ晴れとした直線を経由して、劇中の人々に届いた。理想的主義的な硬さなどどこにもなく、現実が持たざる得ないさまざまなニュアンスつまり個々の事情を、彼女の言葉は決して裏切らなかった。自分の利益に照合して人をいちち秤にかけるうっとおしさを毎日の現実として生きている大衆にとって、彼女が体現した賢さとその言葉は、切実に理想的だった。」
 これは吉永小百合の「キューポラのある街」を論じた。「明日への規模は社会の財産」というエッセエーから・・・。
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by engekibukuro | 2016-11-25 07:41 | Comments(0)  

11月23日(水)M「景清」演劇集団 円

原作:近松門左衛門、脚本:フジノサツコ、演出:森新太郎、吉祥寺シアター

 ”近松門左衛門の浄瑠璃台本「出世景清」を原典に、幸若舞、能や歌舞伎、各地に伝わる伝説などから想を得て、平景清(たいらのかげきよ)にを中心に戦乱の世に振り回される人間たちの哀れを描いた芝居だ。敗戦の老武将・平景清は、父を訪ねてきた娘に自分が盲目となった波乱万丈の人生を静かに語り始めるー。”
 景清を演じたのは橋爪功、現代日本で男優ではいちばん優れていると衆目の一致する俳優の橋爪の景清は、敗戦の老武将の哀れを語って客の心を静かに鎮める・・。森の今回の演出は、橋爪以外の登場人物を人形にして、俳優は人形の支えもち、芝居を進める・・。生身の橋本と、人形たちの織りなす舞台は独特の悲劇の様相を示し、森のアイデイアが舞台いっぱいに生きていた。
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by engekibukuro | 2016-11-24 07:29 | Comments(0)