7月12日(水)S「ソエジマナイト VOL.4」上野ストアハウス

2014年に亡くなったジャズ評論家副島輝人の追悼公演。上野ストアハウス主宰の木村真悟さんは、副島氏に有形無形の応援を受けた。木村さんが創ったフイジカルシアターの世界巡演も副島氏の励ましによるものだった。今回は、二つの種類の異なった上演で、副島氏を追悼した。
一つは、音と映像の★「Clash」、それと木村真悟作・演出の★★「PARADE」だ。★はピアノの佐藤充彦、ドラムの豊住芳三郎、サックスの坂田明、坂田は「平家物語」のボイスも語る、それに即興映像の勅使河原一郎。勅使河原の即興映像に合わせてのそれぞれの演奏で、これは絶品の試みだった。★★は木村のフイジカルシアターの出し物で、意味から見放された肉体の激震で、意味への輝かしい媚態だった。

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# by engekibukuro | 2017-07-13 10:01 | Comments(0)  

7月11日(火)M「子午線の祀り」世田谷パブリックシアター

作:木下順二、演出:野村萬斎、音楽:武満徹
”晴れた夜空を見上げると、無数の星々をちりばめた真っ暗な天球が、あなたを中心に広々とドームのようにひろがっている。ドームのような天球の半径は無限に大きく、あなたに見えるどの星までの距離よりも天球の半径は夢幻に大きく、あなたに見えるどの星までの距離よりも天球の半径はおおきい。・・・・・・・・大空に跨って眼には見えぬその天の子午線が虚空に描く大円を三十八万四四00キロのかなた、角速度毎時十四度三十分で月がいま通過するとき月の引力は、あなたの足の裏がいま踏む地表に最も強く作用する。 そのときその足の裏の踏む地表が海面であれば、あたりの水はその地点へ向かって引き寄せられやがて盛り上がり、やがてみなぎりわたって満々とひろがりひろがる満ち潮の海面に、あなたはすっくと立っている。”「プロローグ」。1979年に「山本安英の会」において、主役の知盛を前進座の嵐圭史でほか能楽の観世栄夫、狂言の野村万作、新劇の滝沢修らによって、宇野重吉の総合演出で国立小劇場で上演された。3時間を超えるこの上演を観ている。この戯曲は山本安英のために書かれた戯曲で、山本の演じた影身の戦乱の渦の中でのひっそりした姿をいまでもありありと覚えている。今回は八度目の上演だ。知盛を演じたのはむろん野村萬斎、今回印象的だったのは九郎判官義経を演じた成河(そんは)、知盛の萬斎と拮抗して舞台を盛り上げ、この作品の素晴らしさを示すのに貢献したのだ。

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# by engekibukuro | 2017-07-12 10:09 | Comments(0)  

7月11日(火)M「子午線の祀り」世田谷パブリックシアター

作:木下順二、演出:野村萬斎、音楽:武満徹
”晴れた夜空を見上げると、無数の星々をちりばめた真っ暗な天球が、あなたを中心に広々とドームのようにひろがっている。ドームのような天球の半径は無限に大きく、あなたに見えるどの星までの距離よりも天球の半径は夢幻に大きく、あなたに見えるどの星までの距離よりも天球の半径はおおきい。・・・・・・・・大空に跨って眼には見えぬその天の子午線が虚空に描く大円を三十八万四四00キロのかなた、角速度毎時十四度三十分で月がいま通過するとき月の引力は、あなたの足の裏がいま踏む地表に最も強く作用する。 そのときその足の裏の踏む地表が海面であれば、あたりの水はその地点へ向かって引き寄せられやがて盛り上がり、やがてみなぎりわたって満々とひろがりひろがる満ち潮の海面に、あなたはすっくと立っている。”「プロローグ」。1979年に「山本安英の会」において、主役の知盛を前進座の嵐圭史でほか能楽の観世栄夫、狂言の野村万作、新劇の滝沢修らによって、宇野重吉の総合演出で国立小劇場で上演された。3時間を超えるこの上演を観ている。この戯曲は山本安英のために書かれた戯曲で、山本の演じた影身の戦乱の渦の中でのひっそりした姿をいまでもありありと覚えている。今回は八度目の上演だ。知盛を演じたのはむろん野村萬斎、今回印象的だったのは九郎判官義経を演じた成河(そんは)、知盛の萬斎と拮抗して舞台を盛り上げ、この作品の素晴らしさを示すのに貢献したのだ。

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# by engekibukuro | 2017-07-12 10:09 | Comments(0)  

㋆10日M音楽劇「DER GOGGOLORI ゴッゴローリ伝説」

原作:ミヒャエル=エンデ、翻訳:岩淵達治、音楽・構成・演出:国広和毅、演出:田中麻衣子、トランスミッション
 舞台は17世紀初め、三十年戦争の勃発するころ、戦争に加え、小さな氷河期の訪れ、ペストの流行もあいまって実際に当時のドイツの人口は半分まで減少したといわれている、そんな世の中に、森の妖精、キリスト教、魔女、炭焼きたちが独特の世界をつくっていた。
 そんな世界を生きた人物たちの気持ちを歌立った音楽劇。参宮橋の急な螺旋階段の地下にある劇場で上演された。エンデの世界に触れることができる音楽劇だった。私は、この芝居に扇田昭彦さんの次男扇田森也君が出ているので観にに行ったのだが、彼も持ち前の体の軽さ、その身体能力をいかんなく発揮した演技でよかったし、この音楽劇も十分見ごたえがあった。

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# by engekibukuro | 2017-07-11 09:50 | Comments(0)  

㋆9日(日) 

・日本文学全集(河出書房新社)

伊藤比呂美訳「説教節」、いとうせいこう訳、近松門左衛門作「曽根崎心中」を読んだ。二つともとても読みやすく良い訳だ。


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# by engekibukuro | 2017-07-10 07:18 | Comments(0)