川村が死刑制度に関する刑務官、裁判員、法務大臣、死刑囚のモノローグ、対話でそれぞれの心象風景を描いた作品で、今回は前半部分のみ・・。全容は来年上演される。主演者は吉田鋼太郎、手塚とおる、扇田拓也、中村崇。わたしは扇田が吉田・手塚のベテラン俳優に並んで、どう演じるかというのが観にいった動機だが、扇田が吉田、手塚ご両親(昭彦氏夫婦)に賛辞を伝えた・・。
▼メモ。小腸の検査でカメラを装着して、1日すごす。病院の外へでて、映画を見てもいいというので池袋東急でさだまさし原作、瀬々敬久監督の「アントキノイノチ」を見た。親友をいきちがいで自殺に追いやった少年時代の記憶に呪われた繊細で感じやす過ぎる少年時代をすごした青年が、やっと重度の躁鬱症から抜け出して、遺品の整理会社で働き出す・・。そこで高校時代のレイプされた傷か残されている女性に会う・・。二人の痛ましい交流を描いたものだが、少々感傷的ではあるが、青年を演じた岡田将生と女性の榮倉奈々が実に瑞々しい演技で素晴らしい!それに瀬々の重く沈んだ映像がドアラマを見事に支えていて、久しぶりにみたこの日本映画に満足した・・・。
▼信さん、コメント有難うございました。ご指摘の誤り訂正しておきました。すみませんでした。
# by engekibukuro | 2011-11-22 10:32 | Comments(0)