10月14日(日)

「悲劇喜劇」11を完読。なかなか読みでがあった。なかでも先日新国立劇場で上演したアルベール・カミュの「誤解」の戯曲。舞台ではよく解らなかったのだが、戯曲を読んでこの劇の真意が了解できた。あとこれは今号の目玉だろうと思うが、別役実の新作「ああ、それなのに、それなのに」。読んでいるだけではチンプンカンプンなのだが、今月名取事務所が上演するので、舞台でどうなるのか楽しみだ。戯曲のラストは”男1「風だよ」・・、男2「風ですね」・・”で終わるいつもの別役劇だ。それと今号から「演劇時評」を我が友堀切克洋君が、小山内伸さんと始めたこと、なかなか充実した対談時評になっていたのが嬉しい。
「凡そ君と」句:”大雪山(だいせつ)の屋根雁のつたひ来る”、”啄木鳥のつつき始めの音ひくく”
・日曜競馬秋華賞・・。ルメール騎乗のアーモンドアイが人気どうりに一着、馬連とワイドで若干プラスになった。


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# by engekibukuro | 2018-10-15 10:04 | Comments(0)  

10月14日(日)

「悲劇喜劇」11を完読。なかなか読みでがあった。なかでも先日新国立劇場で上演したアルベール・カミュの「誤解」の戯曲。舞台ではよく解らなかったのだが、戯曲を読んでこの劇の真意が了解できた。あとこれは今号の目玉だろうと思うが、別役実の新作「ああ、それなのに、それなのに」。読んでいるだけではチンプンカンプンなのだが、今月名取事務所が上演するので、舞台でどうなるのか楽しみだ。戯曲のラストは”男1「風だよ」・・、男2「風ですね」・・”で終わるいつもの別役劇だ。それと今号から「演劇時評」を我が友堀切克洋君が、小山内伸さんと始めたこと、なかなか充実した対談時評になっていたのが嬉しい。
「凡そ君と」句:”大雪山(だいせつ)の屋根雁のつたひ来る”、”啄木鳥のつつき始めの音ひくく”

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# by engekibukuro | 2018-10-15 10:03 | Comments(0)  

10月13日(土)M「華氏451度」KAAT神奈川芸術劇場

原作:レイ・ブラッドベリー、上演台本:長塚圭史、演出:白井晃
レイ・ブラッドベリーが1953年に発表したSF小説「華氏451度」を劇化した舞台だ。焚書による思想管理の話だ。まず驚くのは、舞台美術’(木津潤平)。天井まで届きそうな巨大で真っ白な本棚が三方にそびえたっている。本の所持や独唱は禁止され、発見されるとファイアマンが取り締まる。書物が燃える温度を意味する「451」と刻印された防火服をまとい、本を床にばらまく。この無機質な世界は、スマートフォンや携帯電話が主要な生活機器になっている現社会の基底の感覚を色濃く感じさせ、現代を射抜く舞台く舞台だった。
・「因幡屋通信 宮本起代子芝居噺」2018年 まあ60号が届く・・。改めて宮本さんの独自の観劇生活に驚き、感心する。凄い!の一言だ・・。
「凡そ君と」句:”長城の遥けきうねり鳥渡る”、”江ノ電のトタンの駅舎小鳥来る”

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# by engekibukuro | 2018-10-14 10:00 | Comments(0)  

 10月12(金)M「二十日鼠と人間」東京グローブ座

原作:ジョン・スタインベック、翻訳:広田敦郎、演出:鈴木裕美
東京グローブ座の芝居なので、タレントの勉強芝居だと思って、ただキャストに劇団桟敷童子の中心俳優だった池下重大がはいっていたので観に行った。場内はほとんど女性ばかりで埋まっていた・・。しかし、芝居は予想を覆す実によくできた舞台で、この演目は何回か観ているが、抜きんでていたのだ。演出の鈴木のしっかりした舞台づくりは確かなもので、さらに主役二人、ジョージ・ミルトンを演じた三宅健、レニー・スモールを演じた章平、このコンビがとても良かった。さらに眼目だった黒人クルックスを演じた池下も実力をいかんなく発揮して渋く光る演技だった。終幕後の女性たちのスタンデイングオベレーションも熱い心からのものだった。予想外のとても良い観劇になった。
・10月5日から28日まで明治大学駿河台キャンパスで「実験劇場と唐十郎1958-1962」という企画展が行われている。今回発見された明大の学生時代の未初表原稿も展示されている。
「凡そ君と」句:”友見失ふ煙茸踏みてより”、まつたけの土やはらかくはらいけり”

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# by engekibukuro | 2018-10-13 06:27 | Comments(0)  

10月11日(木)M「ゲゲゲの先生へー矛盾を糧に物語りを紡ぐ人」

原案=水木しげる、脚本・演出:前川知大、東京芸術劇場プレイハウス
前川の芝居は、主宰する劇団イキウメの創立当時からほとんど観ていて、雑誌「悲劇喜劇」に前川の芝居の魅力について論じたくらい好きだったし、現在のイキウメの芝居も充分楽しんでいる。ただ、今回の舞台は佐々木蔵之介や白石加代子が主演していにもかかわらず、私には不向きだった。舞台の緊密な出来栄えは分かるのだが、これは私が水木しげるの漫画を全く読んでいないからで、これは悔やんでも致し方ない仕方がないことだった。なんあだか申し訳がないような気持で劇場を出たにだった・・。
「凡そ君と」句:”垣越しに無花果匂ふ島の磴”、”あーんして明るく空気食べて秋”


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# by engekibukuro | 2018-10-12 06:26 | Comments(0)