12月9日(日)

・日曜競馬、阪神ジュベェナイルフイりーズ、北村騎乗のクロノジェシスから買う。一番人気のクリスチャン・デムーロ騎乗のダノンファンタジーとつばぜり合いで鼻差2着、複勝、ワイド馬券でかろうじてプラス。
・佐藤愛子「九十歳、何がめでたい」を家内に借りて読む。語り口切れ味辛辣で面白かったが、これがベストセラーになるとは、ちょっとフシギ・・。
「堀切句」:”弁慶の笈ぞゆかしき秋の寺”、”桐一葉落ちて見つかるかくれんぼ”

[PR]

# by engekibukuro | 2018-12-10 07:37 | Comments(0)  

12月8日(土)M「日本の歴史」シス・カンパニー

作・演出:三谷幸喜、音楽:萩野清子、世田谷パブリックシアター
卑弥呼の時代から第二次世界大戦までの1700年にわたる日本の歴史と、アメリカのテキサスの西部開拓史を並行して描く、規模雄大で特異なミュージカルだ。出演者は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、川平慈英、シルビア・グラブ、宮沢エマ、秋元才加。この7名の俳優陣だけで、50役以上にもなろうかという登場人物を演じ、歌いながら1700年にも渡る歴史物語を描き出したのだ。この7人の奮闘ぶりが、この舞台の見どころで、日本の歴史とアメリカ西部開拓史の双方の物語を堪能できたのだ。
「堀切句」:”鏡台が散らかってゐる厄日かな”、”みちのくの稜線を研ぐ雁渡し”
・山田君、高取英さんの亡くなったこと、本当に残念だね・・。
・パソコン不調でお休みがあるかもしれません・・。・・・・・・

[PR]

# by engekibukuro | 2018-12-09 07:29 | Comments(0)  

12月7日(金)M「「スカイライト」新国立劇場小劇場 

作:デヴィッド・ヘア、翻訳:渡辺千鶴、演出:小川絵梨子
”ロンドン中心部から離れた質素なアパートに暮らすキラの部屋に、ある夜、かっての不倫相手の息子であるエドヮードがやってくる。妻を残して以来、不安定なままの父親トムを助けてほしいといって、彼は去っていく。数時間後、期せずしてトむトムもまたキラの元へ。3年ほど前に不倫関係が明るみになって以来、初めて再会した二人。まだ消えぬお互いへの思い、解けない不信感、・・共存する罪の意識の間で揺れ動く二人の会話は、やがてそれぞれの価値観の違いをぶっつけあう激しいものんになってゆく・・。”キラを蒼井優、トムを浅野雅博、エドワードを葉山奨之が演じる。2時間半のキラとトムの会話劇だ。この会話をとおして英国社会の階層社会の様相が浮かび上がってくる。蒼井と浅野は、この長時間の会話をで二人の内実をよく浮上させた・・。
「堀切句」:”終戦の日やよく歩きよく笑ふ”、”とんぼうに叩かれてまた水眠る”

[PR]

# by engekibukuro | 2018-12-08 06:30 | Comments(1)  

12月6日(木)M「民衆の敵」シアターコクーン

作:ヘンリック・イプセン、翻訳:広田敦郎、演出:ジョナサン・マンビイ
イプセンの名作だ。ジョンサン・マンビイは今回主役のストックマン医師を演じた堤真一とは、アーサー・ミラーの「るつぼ」を演出した。”<温泉>の発見に沸くノルウエーの港町。医師トマス・ストックマン医師は、町の資本となる<温泉>が、工場の排水により汚染されている事実を突き止め、告発を試みる。トマスが告発しようといしている”真実”は実兄であり、市長のペテル、妻のカトリーヌ、新聞記者のホヴスタ、船長のホルステら、あらゆり階層を巻き込み、思わぬ方向へ加速していく・・。トマスは市民に”真実を伝えるべく集会を開くのだが、トマスが”真実”の先に見つけた真実とは・・。”堤は、一本調子のごとき演技を最後まで貫き、この一本調子が、この舞台をイプセンの喜劇とされるこの芝居の性格を如実に示し、兄であり市長を演じる段田安則ほか、大鷹明良、木場克己らの達者な脇役が芝居を締めて、見ごたえのある舞台だった。
・6日の朝日新聞の大笹吉雄のテアトル・エコーが上演した本年8月に亡くなったニール・サイモンの「おかしな二人」を、主役二人がミスキャストだと痛烈に批判した。新聞のでは劇評判では異例のことで、衝撃を浮けた。
「堀切句」:”施餓鬼棚ひとの高さに置かれけり”、”かなかなや濡ればすうつとする薬”


[PR]

# by engekibukuro | 2018-12-07 07:38 | Comments(0)  

12月5日(水)M「逢いに行くの、雨だけど」iaku

作・演出:横山拓也、三鷹市芸術文化センター 星のホール
この芝居、舞台装置がとてもユニークだ。舞台全体が野球場のスタンドのような拵えになっていて、登場人物は、そのスタンドに立って演技をするのだが、スタンドだから客席に向って傾斜があり、スタンドの隙間が視界を覆う・・。登場人物がそこ立って演技をすると、とても不安定で劇全体の世界が、人間の生きていることの不安定さを象徴し、芝居に独特の雰囲気、テイストを感じさせるのだ。芝居は、”子ども同士が幼なじみで、家族ぐるみの付き合いのある、仲の良い二組の家族、あるとき、不可抗力で、一方の子どもが、もう一方の子どもに大きなカゲを負わせてしまい、人生に影響するような障碍を残す。この出来事以降、二組の家族は複雑な関係となり、疎遠となってしまい・・。”一方の女の子どもは後年、画家になり、絵本を書いて新人賞を獲る、その絵本に描いた羊が、昔のもう一方の男の子描い年賀状の羊とそっくり、それを利用したことが判明したことから、この芝居が立ち上がるのだ。そして、大人になった二人は逢うことになり、彼女は謝罪する。しかい、右の目をつぶされ、義眼の男は、そのことは周りがなんといっても許す・・。この男を演じたMONOの尾方宣久がとても良い・・。そのことにまつわるいろいろの人物や、脇の話は、このスタンドの舞台によって強くて不安定なリアリテイをもって、見ごたえのある舞台を創ったのだ。横山の才気に感服した劇だった。
「堀切句」:”蝉時雨もはや豪雨といふほどに”、月ひとつほどに明るき走馬燈”・・・・・・・・・…・・・・・・・



[PR]

# by engekibukuro | 2018-12-06 10:12 | Comments(0)