4月5日M「夜は短し歩けよ乙女」東京グローブ座

原作:森見登美彦、脚本・演出:東憲司、アトリエダンカン。山本周五郎賞をとった原作は荒唐無稽な話だそうで、それを脚色した東が苦心惨憺したのがありありと伺える舞台だった。小説の荒唐無稽を舞台に移すのはそう簡単にはゆくはずがない。その上、主役の乙女を演じたのが、舞台はおろかテレビドラマにも出たことがないモデルの田中美保で、乙女を慕う男がこれも舞台は初めてのタレントの渡辺豪太なのだから、いくら脇をベンガル、綾田俊樹、桟敷童子の原口健太郎、板垣直子らが固めて二人を支えても、2時間強の芝居はかなりの難行だ。だが、二人が舞台をなんとかやり通したのを応援する気持ちにさせたのはお手柄で、まずは敢闘賞だね。終わったときの客の拍手もほんものだろう。
[PR]

by engekibukuro | 2009-04-06 11:31 | Comments(0)  

<< 4月6日M朗読劇「春子」「かく... 4月4日M「夏木マリ・印象派N... >>