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2月16日メモ

▼劇評3本書き、K園場外へ。払い戻し。定年まで勤めた本郷の出版社のそばの鰻の「鮒兼」でうな重。出版社は倒産した。社屋は改装されていた。池袋のシネマサンシャインでクリント・イーストウッド監督の「インビクタス 負けざる者たち」を見る。この映画昨年の「グラン・トリノ」と比べてだいぶ落ちるという評判だが、ワタシは感動したぞ・・。南アフリカのマンデラ大統領が自国のラグビーチームをワールドカップに優勝させて、国民を差別から解放させる話だが、まあ話がうまくゆきすぎる感じはあるにしても素直に感動できた。昨年尾の「チェンジリング」「グラン・トリノ」と比べて遜色はない。イーストウッドはそんな大芸術家ではない。もっとも良質な普通の映画監督だ。あまり賞とは縁がないが、ごくふつうに暮らしているピューピルにとって、身近な話を面白い映画に仕立て感動を与えてくれる安心してみられる、世界でもっとも信頼できる監督だ。マンデラを演じるモーガン・フリーマン、ラグビーチームの主将を演じたマット・デイモンがとてもいい。ラグビーの試合の映像の迫力は凄まじいくらいだ。コーヒータイムで清水辰夫「青に候」を読み出す。晩はホッケの干物とキャベツとチキンノソテイ。

by engekibukuro | 2010-02-17 07:10 | Comments(0)  

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