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4月12日(金)S 東京芸術劇場コンサートホール

「無限大∞パイプオルガンの宇宙ーバッハから現代を超えて」(勅使川原三郎:ダンス×鈴木優人:オルガン)。東京芸術劇場のダンス主催事業”芸劇ダンス”。

 新装成ったコンサートホールはとても豪華・・、バロックとモダンの演奏面が180度回転するjことで世界的にも稀なこの劇場のパイプオルガンの荘厳な響きと、ダンスのインプロヴィゼーション、鈴木の演奏と勅使河原のダンスのコラボレーション、ホール全体を睥睨すような舞台中央壁面を占めるパイプオルガンを舞台正面の上部の壇上で演奏する、曲目はバッハ、メシアン、自分の作曲作品を・・・。その会場をゆるがす音楽を下部の舞台で勅使川原とKARASの伊東利穂子が踊る。このダンスが、オルガンの音響に負けないというより、この音響の曲想のうねりに自然にそって、ダンスの身体を全く新しく発見しつつ生き直し、無限大の生を開示してゆくダイナミズムを産み出してゆく・・、まったく同じように見えるダンスの様態がじつは無限への回路の明示だったのだ・・。たった1日の上演、良いものを観た・・。

▲蓮池薫「拉致と決断」(新潮社)、北朝鮮に拉致されて24年間暮らした生活の記録、想像もできないような苦難を堪えて暮らしてきた様子は読むのはつらかったが、蓮池さんの冷静、賢明さには、感銘をうける・・、一時帰国して、子供たちを人質にとられている北朝鮮に戻らず、日本にいることを決断するまでの苦悩は、政府が子供たちを必ず取り戻すと約束しても、深まるばかりだったという記述に黙するばかりだった。また、米韓軍事演習を北朝鮮がどれほど恐れているかが、この本を読んでわかり、今の緊張状態への理解が深まった。

by engekibukuro | 2013-04-13 08:56 | Comments(0)  

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