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12月21日(土)M紛争地帯から生まれた演劇・5

アラブ・イスラム世界の現代戯曲「包囲されたシタイ屍体」(アルジェリア)(作:カテブ・ヤシン、翻訳:鵜戸聡、演出:広田淳一)。東京芸術劇場アトリエウエスト

 この「紛争地帯からの演劇」は今年で5回目だ。日本初訳・初演の作品を巡るリーデイング&ラウンドドテーブルということで、小劇場の俳優たちがリーデイングをする・・。
 この作品はアルジェリアがフランスの内地県だったころの1945年、作者25歳のときに書かれた作品だそうだ。紛争は当時のアルジェリア独立戦争時代の話だ・・。詩的で複雑な作品で俳優たちは懸命に読み、演じるが、なかなかわかりにくい・・・。この作品がいまの時代の紛争とどうかかわるのか、ピンとこなかった。
いまは、シリア、エジプトの中東でおこっていることは、”紛争”の域を超えて、厳しい殺し合いの闘争だ。グローバリズムが煮詰まった新帝国主義の時代の紛争は、せっぱつまっているとおもう。日本では沖縄の基地をめぐる紛争は、焦眉の急を告げている・・・。そういうアクチュアリテイはこのリーデイングからは感じられなかった・・。

▲おもろ、カップル、中川君、28日まで店は開いているが、わたしは今日が今年最後の土曜日来年も泡盛で元気をもらおう・・、”よい、お年を!”と皆にいって店を出る・・・。

by engekibukuro | 2013-12-22 08:06 | Comments(0)  

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