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12月31日(水)








▲毎年恒例の大みそかの映画見物・・・。今年は名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督のジュセッペ・トルトナーレが監督した「鑑定士顔のない依頼人」。福田和也や沢木耕太郎が絶賛している、期待値満杯で見た・・・、なるほど主演の鑑定士を演じる「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュは名演技といっていいし、ミステリーとしては完ぺきで、クライマックスのどんでん返しは衝撃的だ・・・。だが、このうさんくさいところもある名鑑定士をどん底に陥れる、若いカップルの動機が不分明、あまりに手の込んだ悪意、これぞ世界はミスリテリアスだという感触は多大だが、この過剰性、凝りすぎのこってり感は後味をあまりよくしない・・。これは年をとって吸収力が希薄になったあkらかな・・・。去年の大みそかの「レ・ミアゼラブル」のようなカタルシスが到来しなかった・・。それに芝居をたくさん観ていると、映画がなにかねにかなじめなくなってゆく気味もある・・。

・池袋の蕎麦屋一榮で注文した年越しそばを受け取り、やまやでシェリー酒を買って帰る・・。紅白のおおとり北島三郎の引退はさすがぐっとくるね、さぶチャンの50年、戦後の歴史のメインストリームか・・・。丸山明宏の男っぽい歌の紅白での違和感も素晴らしい・・。

by engekibukuro | 2014-01-01 07:28 | Comments(0)  

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