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3月17日(月)

▲「俳句を作る演劇人の会」例会、於・神保町銀漢亭。今回の季題は・伊勢参・雁風呂
雁風呂とは、青森県外ヶ浜では、春に雁が帰ったあと、海岸の木片を拾い風呂をたてて雁の供養をする習わしがあった。雁は秋に渡ってくる時海上で羽を休めるための木片をくわえてくるといい、春に帰る時その木片を拾って行くという。残された木片は帰れずに死んだ雁の数だということになり、その雁を供養して村人は風呂を焚くのである。と歳時記にあるが、谷岡健彦さんは、この季題は全くのフイクションだという、かわった風賞がありものだと思っていたから・・。あとで伊藤伊那男先生から、季題の虚と実の話を伺ってわかったのだが・・。
 それで作った句が、3人の方に選ばれた、大西酔馬さんには特選にしていあただいた。毎回、一句選ばれるかどうか薄氷の気分なので、今回はうれしかった・・。
 ・雁風呂や韃靼海峡越へる夢
・これは安西冬衛の一行詩:てふてふが一匹韃靼海峡を渡っていった  を基にしたのだが、さすが谷岡さんから見抜かれた・・、まあ、ぎりぎりセ-フか・・。アフターの酒がうまいこと・・・。
テアトロ誌で谷岡さんの英国演劇の紹介に連載がはじまった。
 第一回はあぢっ会は「スコットランド独立前夜ーグレゴリー・パック『ブラック・ウオッチ』」

by engekibukuro | 2014-03-18 10:04 | Comments(0)  

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