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5月13日(火)M「コルトガバメンツーハジメのハジマリー」

作・演出:田村孝裕、パルコ劇場

 お客はほとんど若い女性・・。出演者5人、4人は小学校の同級生・・演じるのは、藤ケ谷太輔・仲尾明慶・窪塚俊介・渋谷兼人、これに一回り年かさの升毅が加わった・・。若い4人のファンが大部分の席を占め、それこそ彼らの一挙手一投足に反応する・・。そういうさざ波はあるが、とてもいい芝居だし、若い4人もとてもいい、素直で的確な演技だ・・。さすが芝居づくりの名手田村の舞台だ・・。小学校の同級生の15年後の同窓会に、仲良し4人のひとりハジメだけがこなかった。同窓会の帰りに3人はハジメの家に押しかける・・。3人のハジメへの最大の疑問は、ハジメが中学は皆二中にいくのに、ハジメだけが一中に行ったのかというもの・・。ハジメは実は会社務めでのトラブルでひきこもりだった・・。それとは知らづ、3人は酔った勢いもあって、がんがんハジメに言い立てる・・。舞台は15年前の仲良し4人のいろいろのシーンと、現在が、とくにハジメの最近が交錯する・・。ハジメは生真面目で卒業文章に自分が書い”決意”に忠実にその後を生きた・・。それが実社会に出てさまざまな軋轢を生じさせてしまう・・。そういうことは3人にも多かれ少なかれ体験している、仲良し4人の15年後、15年前の楽しい様子が、15年後には・・・よくある話だが、よくある話だからこそ、それを改めてきちんと人生の一時期の定点として舞台に示した田村の腕前は確かなもので、客席もシーンとしてきた・・。伊藤雅子の美術が、年の変化を感じさせてとてもいい。よくできた舞台だった感心した・・。

by engekibukuro | 2014-05-14 08:12  

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