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1月13日(火)M「第7回小田島雄志・翻訳戯曲賞」

於・あうるすぽっと
 今回の受賞者は、木内昌宏さんと藤井慎太郎さん。
・木内さんは、ニーナ・レイン作「Tribesトライブス」(演出;熊林弘高、世田谷パブリックシアター)とジャン・コクトー作「おそるべき親たち」(演出:熊林弘高、東京芸術劇場)
・藤井さんはワジイ・アンサンデイ作「炎 アンサンッデイ」(演出:上村聡史、世田谷パブリックシアター)
 上記作品は観ているが、みな優れた舞台だった。この受賞は的確だ。
・受賞者の挨拶で、フランス演劇専門の藤井さんが、1月7日の「シャルリー・エプド」襲撃事件で衝撃を受け。気持ちが沈んでいた時のj受章で嬉しいと語り、合わせて今の日本の権力の言論への風圧を、11日のフランスの360万人の行進と合わせて憂い、やっと日本人からまともな言葉を聞いたと思った。
・授賞式のあとのアp-テイで木内さんには、「トライブス」に主演した中嶋朋子さんが、藤井さんには上村聡史さんがお祝いの言葉を贈った・・。パーテイは盛会で、小田島先生はあと3年10回はhは続けたいとおっしゃっていたが、まだまだそれ以上続けてほしい、あまり日の当たらない戯曲の翻訳者への励ましとして、有意義で価値の高い賞なのだから・・。
・ノーベル賞j受章のパトリック・モデイアノ作の「イヴォンヌの香り」を詠んだ、映画化されたそうだが、湖の対岸がスイス・ジュネーブのフランスの小さなリゾート地での若い男女のあいまいkで、よくわからない関係を土地のいろんな人物と合わせて、まるで小説そのもが良くできたフランス映画を見ているようにヴィヴィドに描かれている小説だった。 

by engekibukuro | 2015-01-14 08:05 | Comments(0)  

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