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3月14日(土)M「カム伝」(脚本・演出:天野天街)

龍昇企画+温泉ドラゴン共同企画 上野ストアハウス
 4月に新宿タイニイアリスが閉鎖するという!オーナー丹羽・西村夫婦の80年代からの小劇場への貢献度は計り知れない・・、いま一人だちしている、あの劇団、あの人は皆タイニイアリスから巣立ったといっても過言ではない。この天野天街の劇団「少年王者舘」の芝居を、今の前の伊勢丹前のタイニイアリスで観たときはほんとに、その奇想天外な舞台に驚いた・・。さらに、その台本が天野専用の記号だらけでさっぱりわからなかったのにも・・。その後いく星霜を過ごし、天野は今では有力演劇者のポジションに位置しているが、今回の舞台も、初発の舞台と少しも変わらぬ鮮度を保っている。温泉ドラゴンの筑波竜一、坂本篤はともかく、元中村座の植吉劇場の高橋広吉や元黒テントの吉田重幸が天野の芝居を演じるとは、と、あたら感慨にふけるのだったが、少年王者舘の重鎮女優の夕沈・中村栄美子に導かれるこの芝居は、天野ののチラシの惹句〝噛む神(かむ)エブリボデイ!魑魅魍魎跋扈(ちみみょうりょうばっこ)する、未成(みせい)の夢に微酔(まどろ)み踊妖怪(もののけ)たちの新奇劇!”であることはタシカだ!とにっかくじじいの高橋が御膳に頭をぶつけて、瞬時に生きたり、死んだりして、天野のとっておきの装置である背後の障子がピシャッと超スピードで開閉して驚くべき人物や情景が見えたり、見えなかったりする、これぞ天野ワールドの極地というものを現在でも観られたのだった。人間の阿呆らしさを極点まで追い詰めたパラダイス!
・上野SHに行く前に朝日新聞販売店からもらった招待券で東京都美術館で「新印象派」展を、モネや点描のスーラを見る・・。
・おもろ、中川君、カップル・・。カップルの女性片割れは、お勤めが終わっての京都への一人旅にゆくという・・・。

by engekibukuro | 2015-03-15 09:03  

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