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4月20日(月う第十八回 俳句をつくる演劇人の会

 今回の兼題は「鶏帰る」「御影供」

それと今回は別の趣向があった・・。前回の会の兼題は「遍路」だった・・。そのとき、わたしがつくったのは「舞いつつ杖により沿う遍路蝶々」、この句は選句から外れたのがだ、終わってか酒宴になって、この句の”遍路蝶々」にわけもなくこだわって酔ってうるさく呟いていたらしい・・。それを谷岡健彦主宰がヘルプしてくれて、こんかい”ヘンロチョウチョウ”という言葉を句に入れる課題を設定してくれた・・。これは、”変ロ長調”でも”遍路町長”でも、とにかく”ヘンロチョウチョウ”をいれればいい、むろん入れるか入れないは自由なのだが・・。
それで、谷岡さんは”変ロ調てふ春愁のホルン”という洒落た句を、大西酔馬さんが”女遍路丁々発止の宿選び”という面白い句を、伊藤真紀さんが”振り返る遍路蝶々見失い”という遍路蝶々”を使っていただいた句など、まずまずの趣向になったのは何よりだった・・。私は”鳥帰る神保町の上空を”と言う句を谷岡さんに採ってもらったが、ヘンロチョウチョウは”鳥帰る鶏たち返路喋喋し”とか”急迫厠に急ぐ変露腸腸”とか無理やり句をつくって大方の失笑をかった・・。
 今回は、”鳥帰るやがて切手になる空を”という素晴らしい句を作った、若手俳人お茶の水大の今泉礼奈さんが、就職の内定が決まったということで、それを祝ってみんなで乾杯!した・・・。

by engekibukuro | 2015-04-21 09:47 | Comments(0)  

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