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10月3日(土)俳句を作る演劇人の会ー吟行

 演劇人の会としては初めてだが、同行者4人、谷岡さん、大西さん、戸谷さん、うさぎさんはもう何回もの経験者で、初体験は私だけ・・・。吟行して七句だすという、それにこれは私の無知で季語は必要だと・・。
 ただ、今回の吟行の場所が、護国寺集合で、護国寺、雑司ヶ谷霊園、鬼子母神、荒川電車と目白の小学校にいたから、その地域に友達が大勢いたから、大昔のこととはいえ、土地勘はある・・。
 護国寺はいmさらながら立派なお寺だし、雑司ヶ谷霊園では、漱石、鏡花、荷風の墓、なにより竹下夢二の墓がよかった。墓碑銘に「夢二を埋む」と記され、草の花を供えた楕円形の墓石・・・。鬼子母神は、毎回唐組のテント芝居を観る、荒川電車は昔王子電車と言ったころから載っている。
  
 荒川電車で東池袋へ出て、池袋へ。おもろで句作して披しながら飲む、オリオンビール、冷凍泡盛、各種沖縄料理、みなおしおしいいと飲んでおおいに盛り上がった。あとから今泉玲奈さんと女性二人参加。
 高得点の句は うさぎさんの★十月の日向は猫のかたちかな
           谷岡さんの★駄菓子屋に子の姿なき秋の暮
わたしは、・荒川線パンタグラフの秋惜しむ・2点、・秋霊園唯物論者も霊気あり・-・鬼子母神アングラ芝居の秋目前・ー・秋うららアカの息子に仏なし・が1点んづつ。最後の句は、仏壇も神棚もない共産党員の家に育った人間の老齢に向かっての決着の気構えだ、といっておこうか・・な。

by engekibukuro | 2015-10-04 10:17 | Comments(0)  

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