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10月22日(木)★「フォースタス」★★「フイガロの結婚」

★原作:クリストファー・マーロウ、上演台本・演出:鈴木勝秀、演劇集団円、東京芸術劇場 シアターウエスト  鈴木は同じ円で14年に上演した、エリザベス朝演劇のベン・ジョンソンが原作のアダプテーション「錬金術師」がとても面白かったので、これもエリザベス朝演劇のこの芝居も期待したが、どうも舞台が空回りして、客を置き去りにしてしまった感を否めなかった。残念だ・・・。

★★モーツアルト歌劇「フイガロの結婚」-庭師が見たー新演出。指揮・総監督:井上道義、演出:野田秀樹
東京芸術劇場コンサートホール。
 野田は舞台を黒船の時代に設えた。伯爵と伯爵夫人が頃船に乗って日本医やってきて、日本で屋敷を構え使用人が日本人だという設定だ。だから、フィガロはフイガ郎にスザンナはスザ女というに書き方で野田作成の字幕に出る・・。ヨーロッパ人歌手3人と日本人歌手6人、イタリア語と日本語の歌詞の両方で歌い、さらに今回の野田の新コンセプトの、庭師が狂言回しで場をまわしてゆくののだが、この庭師をナイロン100℃の廣川三憲が演じる、この新機軸が成功していて、廣川は歌も歌うし、野田の抜擢に十分以上に応えて舞台の成功に貢献していた。波乱万丈の「フイガロの結婚」に野田が、大きな場面も、ごくごく細かい場面も人を、モノを野田流に動かす、百花繚乱の演出で、自作以外の作品の演出だからこその、野田の演出力の素晴らしさが如実に感じられたのだ。まともにこのオペラ「フイガロの結婚」を観たことも、聴いたこともなかったが、知っているメロデイがたびたび聴こえてきてきて、このオペラの偉大さを改めて感じたのだが、この巨大なホールの満員の客を熱狂させた野田の演出にも、改めて野田の凄さを感じたのだった。

by engekibukuro | 2015-10-23 09:25  

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