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12月16日(水)s「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」

脚本:宮沢章夫・山本俊介・、串田和美、演出・美術:串田和美、音楽:宇野誠一郎、宮川彬良、シアターコクーン

 井上ひさし、山元護久の書いた、1962年から始まったテレビの人形劇「ひょっこりひょうたん島」は、毎日見るような世代ではないので、主題曲がいつのまにか耳に入ってきていただけ・・・。演出の串田は、”リアルタイムで見ていた人も、見ていない人も、もっと言えば当時生まれていなかった人にさえも、何かしら「記憶のようなもの」がある。これだけいろいろのな世代の人に「記憶のようなもの」があるというのは、とても珍しいし、不思議なことだと思います。そこにあるのは具体的なストーリーなどではなく、ある種の感慨とか概念の記憶ではないか、その感じがすごく面白い”とパンフに書いている。まったくそのとおりで、わたしはごくごく薄い感慨の記憶だろうな・・・。だから、井上芳雄と安蘭けいの素晴らしいデュエットを聴き、白石加代子と小松政夫の掛け合い芝居を観て、こういうものだったのかと、ひたすら感慨を深めたのだった・・・。

by engekibukuro | 2015-12-17 09:24 | Comments(0)  

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