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3月10日(木)★MオーチャードH★★Sシアターコクーン

★「ドン・キホーテ」熊川哲也 Kバレエ カンパニー
   演出・再振付・美術・衣装:熊川哲也ァ
 恥ずかしながら本格バレエを初めてだ。チケットが回ってきたので、オーチャードホールの3階席から舞台を見降ろして観た。音楽演奏はシアターオーケストラトーキョー(指揮:井田勝太)。ドン・キホーテとザンチョ・パンサはむろん出てくるが、サンチョは少し踊るが、ドン・キホーテは踊らない。二人に関係なく、華麗なはバレエが展開する。バレエの結節のポイントで、観客が拍手と掛け声がかかる。見方の作法があり、ダンサーもそれに応じる、いろいろ初めてで面白かった。周りは、中高年のご婦人ばかり・・。

★★「エターナルチカマツ」(作:谷賢一、演出:デヴィッド・ルヴォー 
ー近松門左衛門「心中天網島」より
 ルヴォーは語る「西洋と日本を往き来するようになって30年近く断ちますが、私は西洋の演出家として、西洋のスタイルを日本の俳優たちに強要することは、最初から興味がありませんでした。日には日本ならではの文化がと方法があり、それを日本の人たちと共有しながら作品を創ることが楽しくて、今日までやってきたのです。この作品は、そんな私がこれまで日本で得てきたさまざまなことに対する、個人的なレスポンスということができます。近松、歌舞伎、そして日本の演劇に対する、私からのラブレターを受け取っていただければ幸いです」。
 近松の時代の曽根崎新地の女郎の小春を中村七之助が演じ、多額の謝金をかかえ、売春婦として働く現代の女を深津絵里が演じる。両者の演技の、歌舞伎と現代劇の相似のシチエーションでの演技の対比が眼目の芝居、両者を媒介するババアとジジイを演じた中嶋しゅうが良かった。舞台をしっかり支えていた。 

by engekibukuro | 2016-03-11 13:33  

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