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11月14日(月)M「木の下の軍隊」こまつ座

原案:井上ひさし、作:蓬莱竜太、演出:栗山民也、紀伊国屋サザンシアター
 登場人物:上官:山西惇、新兵:松下洸平、語る女:普天間かおり、ヴィオラ演奏:有働皆美
 初演は3年前。演出の栗山は語る。
 ”初演から三年。沖縄の米軍基地にまつわる問題はさらに枝葉を広げ、国と沖縄県が裁判で争うという信じがたい状況になっている。解決の糸口どころか問題は混迷を深めるばかりで、日本という国は沖縄を「犠牲のシステム」に縛り続けたままとしか僕には思えない。演劇を介し僕に、多くの出会いと深い思索の機会を与えてくれた沖縄の現状は憂いてもあまりあるほどで、だからこそ、この作品を再び上演しなければならないと憤りとともに思いを強くする。そんな冒頭の衝動は、稽古が始まった今も僕の内側でふつ沸々とたぎっている。”
 その言葉どうり、がじゅまるの木の上で、戦争をやりすごした2人の兵士の物語は、緊迫の度を高めた舞台になっていた。とくに、今回の山西の相手役の松下洸平の初々しいい演技が、舞台をいっそう引き締めていた。

by engekibukuro | 2016-11-15 09:51  

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