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11月18日(金)


 ★山形治江:ギリシャで「ギリシャ劇」をみる。-経済破綻が古代劇上演に与えた影響ー(テアトロ12月号)
 驚くべきレポートだ。現代ギリシャの経済破綻が、古代ギリシャ劇上演に刺激を与え、いま盛り上がっているという。”現在、ギリシャで古代劇が上演されるのは、夏の二か月間に限られる。公演は野外上演を基本としレ、その頂点に君臨するのはエピダウロス古代劇場である。1955年の「エピダウス演劇祭」創設以来、この劇場は古代劇上演の聖地とされている。毎夏、ここで上演されるのが7作品だけ。エピアダロウス劇場とはどんな場所か。・・・最も近い集落まで4キロ以上、交通手段車しかない。多くの観客は、公園がある夜だけアテネ市内と劇場を往復する「観劇バス」を利用する。アテナからだと片道約3時間、観劇後アテネにたどり着くのは午前2時を過ぎる。しかも、観劇中の客席は難い大理石で、背もたれもない。体力と気力とお金がないと観劇できない劇場なのだ。”山形さんは1989年から18年間、毎夏ギリシャで古代劇を見続けてきた。”毎年さまざまな新趣向の舞台が現れるが、2016年の今年ほどはっきりした転換点を感じたことなかった。と・・。とくに今年はアリストファネスの喜劇に、観客は熱狂したそうで、経済破綻のギリシャの人々を勇気ずけたのはギリシャ古代劇だとうことは、演劇の力の偉大さを如実に感じさせる。ぜひ、本文を読んで下さい。

by engekibukuro | 2016-11-19 07:20  

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