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12月13日(火)S「かもめ」地点

作:アントン・チェーホフ、翻訳:神西清、吉祥寺シアター
 ”演出家の三浦基によれば、外へ向かうアクションよりも人間の内面に集中していくチェーホフの散文や戯曲は日本人にもなじみ深いと言う。かくして(地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演シリーズ)は生れた。フセヴォロド・メイエルホルドはあらゆる演劇は二つの要素で構成されていると語った。つまり、言語によらない骨格と、その骨格に重ねられた言語の層である、と。三浦基は非言語の骨組みかtら言葉を「振り落とし」、骨に残った必要最小限のものだけを使って作品をつくった、といってよいだろう。「地点」の「かもめ」は、異なる文化のの担い手たちによってまったく道の言語で上演されたにもかかわらず、感情の面でも知性の面でも非常に強い印象を与えてくれる。抑制されていると同時に情熱的であり、極めて高度な俳優術と簡素さによって、チェーホフ作品の持つ意味が、過去と今という時代の違いなどにとらわれれることなく、現代の観客に手渡される。”-イリーナ・ベカルスカヤ
 ・トレープレフがテーブルの上でタップを踏んで踊りまくる。この「かもめ」を観たら、フツーの「かもめ」を観る気にならなくなる。そのくらい、ななんとも言えない魅力があり。俳優が元気で明るく、心から演じることを楽しんでいるのだ。

by engekibukuro | 2016-12-14 08:04  

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