2月12日(日)
・おもろの常連で、いままでお話しできなかった詩人の沢すすむさんと、やっとお話しできた。聞けば、池袋の飲み屋、珊瑚や”あさ”にもいっていたそうで、すれ違ってきた同士だたっと分かった。
その沢さんから詩集が2冊遅れれてきた。タイトルは一冊は「家庭常備薬」、あがた森魚の序文がつき、装丁が高野文子で、その装丁が金箔で豪華・・・。もう1冊は「ブクロの森」これも想定は高野文子。沢さんの詩を一つ・・
原風景
読書しながら上目使いで
編み物のをする女を眺めている
いっこうにページが捲れない
打ち寄せる波のごとく
女の手先はこともなげに繰り返されている
どうやらぼくは
地球の原風景に出会っているようだ。
「ブクロの森」より
その沢さんから詩集が2冊遅れれてきた。タイトルは一冊は「家庭常備薬」、あがた森魚の序文がつき、装丁が高野文子で、その装丁が金箔で豪華・・・。もう1冊は「ブクロの森」これも想定は高野文子。沢さんの詩を一つ・・
原風景
読書しながら上目使いで
編み物のをする女を眺めている
いっこうにページが捲れない
打ち寄せる波のごとく
女の手先はこともなげに繰り返されている
どうやらぼくは
地球の原風景に出会っているようだ。
「ブクロの森」より
by engekibukuro | 2017-02-13 07:20 | Comments(0)