3月29日(水)M「ハテノウタ」MONO
作・演出:土田英生、東京芸劇シアターウエスト
”ある薬のおかげで100歳間近になっても若いままの人々。服用の度合いによって老け方が違うらしい。しかし、共通しているのは、今年中に全員死ななければならないというこだった。皆は集まり、懐かしいエピソードで盛り上がる。ただ、未来のことは語れないのだ。”
今年中に死ななければならない人々が、母校の高校の教室に集まって、カラオケに興じ、昔の話で盛り上がるのだが、中にはそっと教室を抜け出してしまう女子もいて・・・。全員長生きの若いときの姿を保っているのだが、全員99歳、そして全員その誕生日に施設で死ぬ。最後に、全員カラオケで盛り上がっているときに、今日が誕生日の一人が(実はその一人へのお別れ会だった)、そっと教室を抜け出す、みんなそれをしているが、引き留めない。女優4人参加のMONOのアンサンブルの魅力が物悲しく、きたるべき死の重みを感じさせた舞台だった。
・追悼講演会「演劇人佐伯隆幸とは誰だったか」が学習院創立百周年記念会館正堂で開かれた。
講演者は、劇団黒テントのかっての同士で、座。高円寺芸術監督・劇作家・演出家の佐藤信、中央大学教授の高橋治男、東京大学名誉教授の渡邊守章の諸氏。
佐藤信は、講演のしめめくくりに、土方巽風のダンスを踊ってかっての同士佐伯隆幸へ思いを現した。次に会場を移して「思い出を語る会」へ・・。芝居関係者、学会の人ら大勢での盛会だった。
さようなら、佐伯さん!
”ある薬のおかげで100歳間近になっても若いままの人々。服用の度合いによって老け方が違うらしい。しかし、共通しているのは、今年中に全員死ななければならないというこだった。皆は集まり、懐かしいエピソードで盛り上がる。ただ、未来のことは語れないのだ。”
今年中に死ななければならない人々が、母校の高校の教室に集まって、カラオケに興じ、昔の話で盛り上がるのだが、中にはそっと教室を抜け出してしまう女子もいて・・・。全員長生きの若いときの姿を保っているのだが、全員99歳、そして全員その誕生日に施設で死ぬ。最後に、全員カラオケで盛り上がっているときに、今日が誕生日の一人が(実はその一人へのお別れ会だった)、そっと教室を抜け出す、みんなそれをしているが、引き留めない。女優4人参加のMONOのアンサンブルの魅力が物悲しく、きたるべき死の重みを感じさせた舞台だった。
・追悼講演会「演劇人佐伯隆幸とは誰だったか」が学習院創立百周年記念会館正堂で開かれた。
講演者は、劇団黒テントのかっての同士で、座。高円寺芸術監督・劇作家・演出家の佐藤信、中央大学教授の高橋治男、東京大学名誉教授の渡邊守章の諸氏。
佐藤信は、講演のしめめくくりに、土方巽風のダンスを踊ってかっての同士佐伯隆幸へ思いを現した。次に会場を移して「思い出を語る会」へ・・。芝居関係者、学会の人ら大勢での盛会だった。
さようなら、佐伯さん!
by engekibukuro | 2017-03-30 07:05 | Comments(0)