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2月3日(土)M「美しい日々」新国立劇場小劇場

作:松田正隆、演出:宮田慶子 新国立劇場演劇研修所公演 第11期生研修終了公演
”東京の中央線の、とある駅の近くの安アパート。私立高校で教師をしている永山健一の部屋に若い女性が出入りしている。隣の部屋では兄妹が暮らす。・・・・九州の、海のある小さな町。健一は婿入りしている弟の家に身を寄せる。そこを訪ねる東京の友人、そして、土地人々との交わりを経て・・。”この芝居はさまざまな男女の、人々の関係が描かれている、そして、その関係はとてもはかない、せつないもので、それは松田の傑作「月の岬」のようには凝縮されていなくて、はかない関係が描かれてゆくのだが、主人公永山は中心にはなるのだが、どこかバラバラで、その虚しさの空気はかなりの密度で伝わってくるのだが、この状態を「美しい日々」というのはアイロニカルで意表を衝く・・。研修生はみなしっかりと演じていて、戯曲の命を伝えていた・・・。

・この土曜日もおもろは休み、おもろいのはす乜の酒場「ふくろう」を覗いたら、中川君と島田君がいた。これからは、この「ふくろう」で飲むことになるだろう.それしかない・・・。



by engekibukuro | 2018-02-04 09:38 | Comments(0)  

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